結婚式の「ブートニア」とは?由来や種類、素材、準備方法を紹介
2023.2.12
結婚式の新郎を華やかにしてくれる「ブートニア」は、印象的な雰囲気をまとえると人気を集めています。
実際、とあるアンケートでは、結婚式を挙げたカップルの8割がブートニアを取り入れたといった調査結果があるほどです。
半数以上のカップルがブートニアを準備しているのです。
とはいえ、ブートニアが何なのかいまいちイメージできない方も少なくありません。
そこで、今回はブートニアの概要や由来をはじめ、種類や素材、準備する方法などについて、幅広く触れていきます。
ブートニアとは?
ブートニアとは、結婚式で使用する花飾りのことです。コーディネートの一貫として、新郎の左胸につけます。
本来はジャケットの襟にあるボタン穴にブートニアを通してつけるものですが、近年は胸ポケットに入れたり、ピンで留めたりする方法も主流になってきています。
ちなみに、ブートニアはフランス語で「ボタン穴」という意味です。かつて、フランスでは男性が花を摘んだり、村の人々から花を集めたりして花束にしたものをプロポーズの際に相手の女性へ贈ることが一般的でした。
女性は花束から1本花を抜き、「イエス」の意味を込めて男性の胸のボタン穴に挿すのですが、これがブートニアの由来と言われています。
ブートニアの種類や素材について
ブートニアはさまざまな種類・素材があります。
花の大きさも大ぶりなものから、小ぶりなものまであるうえに、1輪タイプや5~6輪をまとめたボリュームのあるデザインもあり、それぞれ異なる印象を感じます。
また、花は生花だけではなく、ドライフラワーや造花などを使うケースも多いのが事実です。
使い勝手や見た目、雰囲気などから厳選していく必要があります。
ブートニアの準備方法
ブートニアを準備する方法は、主に3つです。
【ブートニアを準備する方法】
・花屋、通販などで購入
・結婚式場で購入する(もしくは結婚式場が提携している花屋)
・手作り
ブートニアは花屋で注文したり、通販などで「ブートニア」という商品名で販売されているものを購入したりすることが可能です。
手間をかけたくなければ、結婚式場で購入するといった選択肢もあります。
ただし、いずれの方法であっても新郎の理想とするデザインであるかをきちんと確認したうえで選ばなければなりません。
理想のブートニアが見つからなかったり、コストを抑えたりしたい場合には手作りするのもいいでしょう。
ブートニアとして使いたい花を手配し、カットしたり、リボンで結んだりしてオリジナルのブートニアを作ってみてはいかがでしょうか。
ブートニアの費用相場
ブートニアを準備するうえで、知っておかなければならないのが費用相場です。
素材や種類、ボリュームなどによって、費用は大きく異なるので一概には言えませんが、結婚式でブートニアを準備したカップルの割合を見てみると、半数以上が「3,000円未満」といった調査結果があります。
次いで、3割強のカップルが「3,000円~5,000円」の価格帯、残りのおよそ1割が「5,000円以上」のブートニアを準備しているようです。
ちなみに、なるべくリーズナブルに抑えたい場合には、手作りがおすすめです。
複数の花を使ったボリュームのあるブートニアであっても、「1,000円台」でおさまることが多く、コストパフォーマンスに優れています。
ブートニアを選ぶ際のポイント
ブートニアを選ぶ際には、次のポイントを参考にしておきましょう。
結婚式のテイストに合わせる
ブートニアのデザインは、結婚式のテイストと合わせることが大切です。
結婚式を計画する際に、スタイルやテーマなどを決めていることがほとんどです。
ブートニアが結婚式で悪目立ちすることのないよう、あらかじめ決めたスタイルやテーマに沿ったものを準備すると、式に馴染んでスマートな印象になります。
ブーケとお揃いにする
新婦の持つブーケと、新郎のブートニアのデザインを揃えてみてはいかがでしょうか。
花の種類を揃えたり、色味や雰囲気を合わせたりすることで、新郎新婦で統一感が生まれます。
まるでペアルックのような、仲の良さそうな関係性も垣間見えるので、ゲストに対してお二人の距離感をアピールすることにもつながります。
衣装とのバランスを見る
ブートニアを選ぶ際には、衣装とのバランスを考える必要があります。
新郎が着用する衣装と、ブートニアのデザインがマッチしていないと、違和感のある佇まいになってしまいます。
衣装の色や質感を見ながら、どのようなデザインのブートニアがマッチするか丁寧にチェックしていきましょう。
結婚式以外での活用法について考える
結婚式でブートニアを使用するにあたり、「結婚式後はどうするか」を視野に入れて選ぶといった方法があります。
例えば、記念に飾り続けたいのであれば、生花ではなく造花やドライフラワーが適しているでしょう。
逆に、結婚式後の活用を考えていないのであれば、生花も選択肢に入ります。
結婚式以外で活用したいシーンがあるかを考えたうえで、素材や種類をイメージしてみてはいかがでしょうか。
おわりに
本ページでは、結婚式におけるブートニアについて解説しました。
ブートニアは、新郎の存在感を際立たせてくれるだけではなく、結婚式の雰囲気をより華やかにしてくれる存在です。
結婚式を控えている方は、どんなブートニアにするのか、ご紹介した内容を参考にしながら納得のいくものを探してみてください。
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このコラムの監修者
アイネス ヴィラノッツェ
オーシャンポートサイド
「アイネス ヴィラノッツェ オーシャンポートサイド」は、東証スタンダード上場企業(コード番号:3607)の株式会社クラウディアホールディングス・株式会社クラウディアコスチュームサービスが運営する結婚式場で、結婚に関連する様々なコラムを皆様にお届けしております。
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