結婚式の心付けとは?必要性や金額の相場、渡す際のマナーなどについて
2023.3.8
結婚式の予定を立てる際、悩みやすいのが「心付け」ではないでしょうか。
普段の生活の中で心付けを交わさない方にとっては、馴染みのない慣習かもしれません。
しかし、結婚式における心付けは正しく理解をしないと、失礼に当たることもあるので注意が必要です。
そこで、今回は結婚式における「心付け」について解説します。必要性や、相場、マナーなどについて幅広く理解を深めていきましょう。
結婚式の心付けとは?
心付けとは、結婚式に限らず感謝の気持ちを少額のお金として包んで渡すものです。
結婚式のシーンでは、お世話になったウエディングプランナーや介添人、ヘアメイクの担当者などに心付けとして渡すことがあります。
しかし、心付けを渡すことは必須ではなく、あくまでも「感謝の気持ちを伝える方法」の一つです。
「お世話になったから何らかの形でお礼をしたい」「とても親切に対応してもらえたから感謝の気持ちを形で伝えたい」などの希望があれば、心付けとして渡すと良いでしょう。
結婚式の心付けを渡したカップルの割合
前項でも触れた通り、結婚式の心付けは必須ではありません。とはいえ、結婚式で心付けを渡した経験のあるカップルも少なくないのが事実です。
割合としては、マイナビウェディングのアンケートによると、結婚式の心付けを渡した割合がおよそ4割、渡さなかったのがおよそ6割という結果になっています。
全体で見ると、渡さなかったカップルのほうが多い傾向にあります。
結婚式の心付けを渡す場合の相場
結婚式の心付けを渡す場合、どれくらいの金額を贈るかは渡す相手によって異なるのが現状です。
心付けを渡す相手別の具体的な金額相場は以下の通りです。
- ウエディングプランナー(5,000~10,000円)
- 介添人(5,000~10,000円)
- 会場スタッフ(3,000~10,000円)
- キャプテン(3,000~10,000円)
- ヘアメイク・着付けスタッフ(3,000~10,000円)
- カメラマン(3,000~10,000円)
- 司会者(5,000~10,000円)※プロの場合
渡すタイミングは、基本的に結婚式当日の最初に顔を合わせたときで問題ありません。
お礼の言葉とともに心付けを渡しましょう。
ただし、ウエディングプランナーに関しては、結婚式が始まる前や結婚式が終了後などのタイミングでも問題はありません。
時間が合わなければ、後日おふたりで揃って、ウエディングプランナーのもとへ足を運ぶことも可能です。
また、渡すのは原則として新郎新婦本人からであることが望ましいですが、時間が取れないようであればあらかじめ親に相談しておき、代理で渡しておいてもらう方法もあります。
結婚式の心付けを渡す際のマナー
結婚式の心付けを渡す際のマナーとして、あらかじめ知っておくべきことがいくつかあります。
お世話になった方々へ失礼にならないよう、正しいマナーを身に着けておきましょう。
1週間前には準備を進めておく
結婚式の心付けを渡す予定であれば、1週間前には準備を進めておくことが重要です。
単純にお金を渡せばいいわけではなく、きちんと封筒に包むことが重要です。
そのうえ、なるべく綺麗なお札を包むことが好ましいので、手元にない場合は銀行などで手配する必要があります。
直前になってから準備するようでは、慌ててしまうことも考えられるので余裕を持って心付けを揃えておきましょう。
品物を渡すなら小さなものを選ぶ
心付けは必ずしも現金である必要はなく、お金の代わりに品物を贈ることも可能です。
ただし、あまり大きすぎるものは、受け取った側も扱いに困るのが事実です。
なるべく、ポケットやカバンなどに入るようなコンパクトな品物が心付けにふさわしいと言えます。
具体的には、商品券やお菓子の詰め合わせなどが好ましいでしょう。
辞退されても無理やり渡そうとしない
結婚式の心付けを渡した際、場合によっては相手に辞退されることも考えられます。
辞退の理由は人それぞれ異なりますが、式場のルールであったり、遠慮していたりするなどが多いです。
もしも心付けを辞退されたら、その場で引かずにもう一度だけお渡しします。
遠慮しているだけであれば、重ねて渡してみることで受け取ってくれることがあるためです。
ただし、2度心付けを申し出ても辞退されるようであれば、あまり食い下がらずにそのまま引くことが重要です。ただし、「今日はよろしくお願いします」など、一言挨拶することも忘れないようにしましょう。
おわりに
結婚式の心付けは必須の慣習ではないものの、「お世話になった方へ感謝の気持ちを伝えたい」という希望があるときにはおすすめです。
とはいえ、今回ご紹介した通り、心付けを渡す相手によって金額の相場が異なりますし、マナーもさまざまなものがあります。
思いがけず、失礼なふるまいになってしまわないよう、あらかじめ上記の点は把握しておかなければなりません。
結婚式で心付けを渡したいと考えている方は、今回ご紹介した内容を参考にしながら、マナーを守って準備から進めていきましょう。
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このコラムの監修者
アイネス ヴィラノッツェ
オーシャンポートサイド
「アイネス ヴィラノッツェ オーシャンポートサイド」は、東証スタンダード上場企業(コード番号:3607)の株式会社クラウディアホールディングス・株式会社クラウディアコスチュームサービスが運営する結婚式場で、結婚に関連する様々なコラムを皆様にお届けしております。
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