感動的な花嫁の手紙に！簡単に書ける構成や例文 | りんくう・泉佐野・和歌山の結婚式場 アイネス ヴィラノッツェ オーシャンポートサイド【公式】

結婚式のイメージや雰囲気に繋がると言っても過言ではない、「花嫁の手紙」。
演出の一つとして取り入れるケースが多いものの、いざ書いてみようにも「何から書いたらいいのかわからない」「どう書いたら感動的になるのかがイメージつかない」となかなかペンが進まず悩む方は多いものです。

そこで、今回は結婚式で感動的なシーンへと導くための、花嫁の手紙の書き方をご紹介します。
書きやすい構成や例文を合わせて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

花嫁の手紙とは

花嫁の手紙とは、文字通り花嫁から送られる手紙のことです。
一般的には、両親に対して感謝の気持ちを述べる際に、手紙にしたためてゲストの前で読み上げることが多い傾向にあります。
結婚式のプログラムの中でも、最も感動するシーンであるとも言われるほどで、どのような内容を書くのかで雰囲気はガラリと変わります。

そのため、花嫁の手紙のワンシーンを感動的・印象的にしたい場合には、手紙の内容にしっかりとこだわることが大切です。

花嫁の手紙の基本構成と書き方

花嫁の手紙の基本構成と書き方について解説します。
便箋を前にして、なかなかペンを走らせることができない…と頭を抱えている方は、書きだしが楽になるよう、以下を参考にしてみてください。

基本構成は4ピース

花嫁の手紙を書くにあたり、知っておかなければならないのが基本構成です。
花嫁の手紙の基本構成は「書き出し」「エピソード」「1つ目の結び」「2つ目の結び」となります。
結びが2つある理由は、1つ目の結びで両親に対する結びの言葉となり、2つ目の結びでゲスト全体に向けた結びの言葉となるためです。

基本構成さえ頭に入れておけば、それぞれのピースに必要な文章を入れていくだけなので、書き出しがすっと楽になるでしょう。
基本構成ごとの具体的な例文は、本記事後半でご紹介します。

長さは600文字～800文字程度

花嫁の手紙を書く際には、600文字～800文字程度を意識してみましょう。
長すぎてしまうと、ゲストが徐々に飽きてきてしまいますし、両親も「結局何を伝えたかったのか」と手紙の印象がぼんやりとしてしまう恐れがあります。
とはいえ、短すぎてしまうと、あっさりとした雰囲気の花嫁の手紙になってしまいます。

ゲストを退屈させないために、とあえて短くまとめる新婦も少なくありませんが、あまり短すぎるのも禁物です。
いざ声に出して読んだときに3分程度にまとまるような長さが、花嫁の手紙の理想といえます。

読み手の視点に立った内容を意識する

花嫁の手紙において重要なのが、読み手の視点に立った内容を意識することです。
花嫁自身の一方的な気持ちを伝え続けることも決して間違いではありません。

しかし、具体的な親子のエピソードを交えながら、「あのときお母さんはどう思った？」「お父さんがあんなにやさしい言葉をかけてくれたのはなぜだろう」など、語り掛けるような雰囲気をイメージするといいでしょう。

花嫁の手紙の例文

ここからは、花嫁の手紙の例文をご紹介します。
4つの構成それぞれをどのように書いたらいいのかわからない…と悩んだときには、以下の例文を参考にしてみてください。

書き出し

本日は、皆さまご多用の中、私たちの結婚式（披露宴）へご列席いただきましてありがとうございます。
この場をお借りして、今日まで私を大切に育ててくれた母、父へ感謝の手紙を読ませていただくことをお許しください。
お父さん、お母さん、私を今日まで育ててくれたこと、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
無事に今日という日を迎えることができたのは、お父さん、お母さんのおかげです。

エピソード

お父さん、私が高校生の頃、本当に反抗してばかりで手を焼いたことと思います。
数えきれないほど喧嘩もしましたよね。
お父さんが私を叱る理由が私のためだってことはずっとわかっていました。
それでも、素直にお父さんの言葉を受け入れられなくて、ごめんなさい。
お母さん。私が社会人になってからも、ずっと何かと心配してくれて、1人暮らしを始めた私にこまめに連絡をくれたこと、本当に嬉しかったです。
急に一人暮らしをするなんて言い出して、お母さんも心配しましたよね。
新しい生活で心細い中、お母さんの連絡は本当に心に沁みました。

1つ目の結び

お父さん、お母さん。まだまだ言いたいことはあるけれど、本当に伝えたいのは、今日まで本当にありがとうという気持ちです。
大切に育ててくれたおふたりから巣立つのは、少し寂しいです。
それでも、これからは夫となる○○さんと共に、新たな生活へと歩みを進めていきます。
おふたりのような、素敵な夫婦を目指していきますので、これからもよろしくお願いします。

2つ目の結び

みなさま。こうして、今日という日を迎えられましたのは、ご列席くださったみなさまのおかげであり、たくさんの支えがあったからです。
未熟な私たちではありますが、これからもどうぞ温かく見守ってくださいますようお願い申し上げます。

おわりに

花嫁の手紙は、結婚式のクライマックスといっても過言ではありません。
だからこそ、両親やゲストの心に響くような手紙を、心を込めて書いていく必要があります。
結婚式を控えている方や、結婚式の花嫁の手紙の内容で悩んでいる方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。