結婚式の受付について知りたい！仕事内容・依頼したい人・頼み方

2022.12.2

結婚式の準備を進める中で、結婚式当日の「受付」をしてもらえる人を探す必要があります。
ゲストへ記帳の案内をしたり、ご祝儀を管理したりする受付は、信頼できる人にお願いしたいですよね。
そこで今回は、受付の役割や受付を決める時のポイント、お願いする時のマナーなど、結婚式において大切な役割である受付に関する情報を幅広くご紹介します。

結婚式の受付の役割って？

受付の人は、主に3つの仕事を担います。
内容ごとに紹介します。

①ゲストへの挨拶

受付を担当する人は、結婚式を主催する両家の代わりにゲストをお迎えする立場でもあります。
そのため、「本日はご出席いただきましてありがとうございます」と、まずはゲストに感謝の言葉を伝えます。
新郎新婦の友人から会社関係の人まで幅広く対応することから、受付の人には失礼のない丁寧な対応が求められます。

②ゲストの管理

ゲストへの挨拶が済んだら、ゲストに芳名帳への記帳を案内します。
受付はこの際に、ゲストリストの確認も同時に行います。
このゲストリストで、ゲスト全体の会場への到着状況も把握しておきます。
また「お車代」を渡すゲストに該当している場合、このタイミングでお渡しします。
ゲストの記帳が終わったら、控え室へと案内します。

③ご祝儀の管理

新郎新婦へのご祝儀をゲストから預かるのも受付の大切な仕事です。
ゲストから差し出されたら、両手で受け取り、「ありがとうございます」とお礼を伝えます。
そのご祝儀は、用意されている「広蓋（ひろぶた）」というトレイに納めます。
開宴間近になったら、ゲスト全員の記帳が済んだことを確認した上で、受け取ったご祝儀を事前に指定されていた人に渡します。

受付の主な仕事は、上記の3つです。
このように、ゲストへの対応やお金の管理など、責任感のある対応が必要であることがわかります。
ゲストへの失礼や、確認ミスなどがないよう、受付に選ぶ人は慎重に決めていけると良いでしょう。

結婚式の受付を決めるときのポイント

上記で紹介したように、大切な役割を担う受付には責任感が必要です。
ここでは、受付にお願いする人を決める際に参考にしたいポイントをまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

お金や時間の管理がしっかりしている人

受付を担当する場合、式が始まる30分ほど前に到着している必要があります。
また、ゲストから預かるご祝儀の管理も行います。
このことから、時間やお金の管理がきちんとできる人が受付に望ましいでしょう。

常識やマナーのある人

結婚式には、新郎新婦の友人からご高齢の親族の方、そして職場関係者までさまざまなゲストが参列します。
そのため受付には、常識やマナーのある対応やスムーズな案内ができる人が適しています。
例えば、営業や接客の仕事をしているなど、人付き合いに慣れている人などが挙げられます。

遠方からではない人

通常のゲストよりも、早めに結婚式の会場に来る必要がある受付は、遠方在住ではない人だと安心です。
交通機関の遅延などで、受付業務が始められないとなると、結婚式の進行にも影響が出てしまうリスクもあります。
また、遠方から出席するだけでも大変なのに、受付までお願いするのは、その方の負担も大きくなってしまうという理由もあります。
できるだけ近隣から参列してくれるゲストから決められることが望ましいでしょう。

受付を頼むときのポイント

結婚式の受付をお願いしたい人に、実際に依頼をしていきます。ここでは依頼する際のマナーやポイントを紹介します。

依頼するタイミング

受付の依頼は、結婚式の招待状を発送する前に行います。
なぜなら、結婚式を挙げることと、受付の依頼を同時に知らせるのは、相手を驚かせてしまうかもしれないからです。
そのため、受付については、招待状の前に別途、依頼の連絡を入れましょう。
受付を承諾してくれた際は、お礼の言葉を招待状で伝えることも忘れずに。