産後の結婚式はいつがいい?メリットとデメリット、注意点
2023.1.20
昨今では、妊娠がわかってから結婚式を挙げる「マタニティ婚」や子どもが出産してから挙げる「パパママ婚」などのように、結婚式のスタイルも幅広くなっています。
今回このコラムでは、産後に挙げる結婚式「パパママ婚」のメリット・デメリットや気をつけたいポイントなどをご紹介します。
産後の結婚式にベストな時期は?
出産を終えてから結婚式を挙げる場合、避けた方が良い時期があります。
その時期を念頭に入れて計画していけると良いでしょう。
産後直後の結婚式は避ける
まず産後と言っても、子どもが生まれてすぐのタイミングは現実的ではありません。
育児で充分な睡眠時間が確保できない中、産後直後のお母さんの体調は万全とは言えないでしょう。
そのため、出産直後から生後6ヶ月程度までの間を除いて計画していけると良いでしょう。
産後10ヶ月~1年前後
産後の結婚式の理想的なタイミングは、産後10ヶ月~1年前後ほどです。
産後10ヵ月を経たずに挙げる人も中にはいますが、その場合、結婚式の準備を出産と同時期から始めることになってしまいます。
出産していない新郎新婦でさえ、結婚式の準備に追われているのですから、慣れない育児がある程度落ち着く産後10ヵ月以降を目安に計画できると安心です。
「パパママ婚」のメリット
一般的な結婚式にはない体験ができる「パパママ婚」。
具体的には以下のようなメリットがあります。
- ●子どもと一緒に結婚式を挙げられる
- ●ゲストに対して子どもをお披露目できる
- ●着られるドレスの幅が広がる
- ●結婚式の準備に時間を割けられる
「パパママ婚」と言うだけあって、ふたりが夫婦となり、パパとママになったことをお披露目できる特別な空間を演出できますよね。
生まれてきてくれた子どもも一緒に参加できる、思い出深い結婚式となることでしょう。
また、着られるドレスの選択肢が増えることも新婦にとっては嬉しいはずです。
マタニティ婚では、締め付けの強いドレスは選ぶことができません。
出産後、体型も戻る時期をある程度見込みに入れることで、夢だった着たいドレスを纏うことができるのではないでしょうか。
育児に追われて睡眠時間も充分に確保できない出産直後のタイミングでない限り、「パパママ婚」は、ある程度準備に余裕を持って進めることができますよ。
「パパママ婚」のデメリット
「パパママ婚」を考えているカップルはデメリットもしっかり確認しておきましょう。
- ●育児と並行して行う結婚式の打ち合わせや準備が大変
- ●タイミングを逃してしまう
- ●体型を戻すのが大変
産後10ヵ月が経った場合であっても、結婚式の準備が大変であることには変わりありません。
式場に足を運んで打ち合わせを行ったりなど、自宅のみの準備で完結できないこともしばしばです。
近くに両親が住んでいたりなど、育児のサポートをしてくれる環境が整っていない場合は、負担が大きくなってしまうこともあるでしょう。
また、毎日の育児に追われて、結局結婚式を挙げずに終わってしまうというケースもあります。
そんなことにならないよう、産後の育児状況をふまえた上で、進められる事前準備などは計画的に取り組んでおくのもひとつの方法です。
そして、ウェディングドレスを着るからには、避けては通れない体型のことです。
マタニティ婚に比べて、ドレスの選択肢は広がるものの、自分の理想のドレスを着るためにはある程度の努力が必要になるかもしれません。
「パパママ婚」で気をつけておきたいポイント
「パパママ婚」を考えている場合、以下のポイントを考慮して計画を進めてみましょう。
- ●準備期間は余裕のあるスケジュールにする
- ●ドレス選びはタイミングに気をつける
- ●ブライダルフェアや打ち合わせが子連れOKの式場を選ぶ
- ●挙式・披露宴の間に、子どもを誰に預けるかを決めておく
準備期間は余裕のあるスケジュールにする
結婚式の一般的な準備期間は、3~4ヶ月が目安です。
ですが、子どもが突然体調を崩してしまったりすることも考慮に入れ、もう少し余裕のあるスケジュールを確保できると良いでしょう。
ドレス選びはタイミングに気をつける
妊娠中に増えた体重が思うように戻らなかったり、体重は落ちても体型が変わってしまったりなど、産前とまったく同じ体型になるのは難しい可能性もあります。
もちろん、授乳でバストサイズも変わります。そのため、産前に目星を付けていたドレスのサイズが合わないということもあります。
ウェディングドレスを選ぶ時期と着る時期のギャップを考慮に入れて決めていけると良いでしょう。
ブライダルフェアや打ち合わせが子連れOKの式場を選ぶ
結婚式の準備を進めるにあたり、必須なのがブライダルフェアの参加や式場での打ち合わせです。
ですが、式場によっては子どもを連れての参加が難しい場合もあります。
式場に事前に確認しておけると安心です。
ですが「マタニティ婚」や「パパママ婚」が増えていることもあり、子どもにも配慮してくれる式場である場合がほとんどです。断られることは基本的にはないと考えてよいでしょう。
挙式・披露宴の間に、子どもを誰に預けるかを決めておく
挙式や披露宴の最中も、オムツ交換やミルクなど、子どもを見ておく必要があります。
とはいえ、新郎新婦が付きっきりになることも難しいはずです。
そのため、自分たち以外の誰か、出来れば両親や親戚など普段から見慣れた人に子どもを見てもらえるようにお願いしておけると良いでしょう。
まとめ
普通の結婚式よりも、賑やかな晴れ舞台となるのが「パパママ婚」です。
お母さんの産後の体調や子どもの面倒など、配慮しなくてはならないことが多いのも事実です。
ですが、夫婦の結婚と子どもの誕生を一緒に祝えるというのは、この時期にしか味わえない特別な経験でもありますよね。
時に周囲の手助けを借りながら、素敵な「パパママ婚」を家族みんなで作り上げてみてはいかがでしょうか。
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このコラムの監修者
アイネス ヴィラノッツェ宝ヶ池
「アイネス ヴィラノッツェ宝ヶ池」は、東証スタンダード上場企業(コード番号:3607)の株式会社クラウディアホールディングス・株式会社クラウディアコスチュームサービスが運営する結婚式場で、結婚に関連する様々なコラムを皆様にお届けしております。
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