ウェディングドロップスって？ゲストも参加する結婚式の演出

2023.1.4

結婚式の演出には、新郎新婦らしい表現やこだわりを詰め込みたい。
そんなカップルも多くいるのではないでしょうか。
けれど、魅力溢れるたくさんの演出の中から、どの演出を取り入れるかを決めていく作業も、決して簡単なことではありません。
そんなカップルには、ゲストも参加しながら楽しめるウェディングドロップスがおすすめです。
このコラムでは、ウェディングドロップスの種類や魅力について詳しくご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

ウェディングドロップスって？

ウェディングドロップスとは、ゲストからのメッセージが綴られたチップをクリアフレームに入れ、結婚式の参加者みんなで作り上げる演出のことです。
チップに記名もされるので、芳名帳代わりとして受付での演出に活用されることもあります。
招待された結婚式で、実際にウェディングドロップスを体験したことがある人も多いのではないでしょうか。
使用するチップは、手の平に収まるほどです。
ハートやお花、星などの色々な形があり、自分たちの結婚式の雰囲気に合わせて自由にデザインを決められる点も人気の理由となっています。
メッセージを書く時間は、式が始まる前の待ち時間を使います。
待機中もゲストが楽しめるような工夫は、心配りにもなりますよね。
そしてゲストみんなからのメッセージで完成したウェディングドロップスは、結婚式後、新居を彩るインテリアになります。
結婚式の演出でありながら、幅広い活用ができるのも喜ばれているようです。

ウェディングドロップスの種類

チップの形にバリエーションがあるウェディングドロップス。
形によって、雰囲気もガラリと変わるので、自分たちの結婚式のイメージに合ったものを探してみましょう。

ハートドロップス

ハートドロップスは、生涯添い遂げるという愛の誓いを立てる結婚式の場にもぴったりです。
淡いピンクや鮮やかなレッド、あるいは清らかなホワイトなどが特に人気となっています。

フラワードロップス

お花や花びらをかたどったチップが、フラワードロップスです。
一人ひとりのメッセージであるお花や花びらが集まって、ひとつの花束になっているかのような見た目は、一段と華やかです。
花びらの色を複数用意すれば、ゲストが手に取る色によっても、まったく違う花束が出来上がるでしょう。
フラワードロップスでは、どんな花束が完成するのか、わくわくする時間も楽しめますよ。

スタードロップス

星の形をしたスタードロップスでは、夜空をイメージしたウェディングドロップスが完成します。
煌めく星に願いを込めるように、ゲストから新郎新婦への温かい祈りを運んでくれるでしょう。
それぞれの祈りで、満天の星空を作るウェディングドロップスは、グッとロマンチックなシーンを演出してくれるはずです。

好きなモチーフを使う

好きなモチーフを使ってふたりらしさを表現できるのもウェディングドロップスの魅力です。
例えば、共通のスポーツの趣味がある場合は、サッカーボールやサーフボードなどをモチーフにしているカップルもいるそうです。
選ぶモチーフによって、背景に使うデザインのアイデアも膨らむでしょう。
ぜひふたりらしいものを考えてみてくださいね。

ウェディングドロップスのおすすめの演出

ウェディングドロップスは、ゲストの記帳の代わりとして活用されると紹介しましたが、その他のシーンでも演出のアイデアとして使われています。
自分たちの結婚式のテーマや流れと照らし合わせながら、最適な演出を考えてみてくださいね。

結婚証明書

式では、ゲストの前で自分たちの結婚の誓いを立てます。
その際に使われるのがこの結婚証明書です。同じように、結婚式に参列してくれたゲストからの、ふたりの結婚を祝福する証として、このウェディングドロップスが活用されています。
参列してくれたゲストも、結婚式を一緒に作り上げることができる特別な演出になるはずです。

テーブルラウンド

ゲストにメッセージを書いてもらったチップを、テーブルラウンドをしながら集めれば、ゲストと和やかにお話する機会も作ることができます。
お色直しをしたり、出し物があったりと、結婚式中も何かと忙しい新郎新婦。
だからこそ、ウェディングドロップスのテーブルラウンドは、ゲスト一人ひとりと触れ合いたいというカップルにとって、充実したひと時をもたらしてくれるのではないでしょうか。

ウェディングドロップスを手作りしよう

ふたりらしいウェディングドロップスにするなら、手作りに挑戦するのもおすすめです。
基本の材料は、フレームとアクリル板、チップ用の木材なので手頃に揃えることができます。
また、一般的なウェディングドロップスにはないデザインやチップの形にしたいという場合も、手作りであれば自由に創作を楽しめます。
ふたりでアイデアを出し合う作業そのものも、有意義な時間になるのではないでしょうか。