少人数制結婚式のメリット・デメリット、おすすめ演出
2023.2.10
「小人数制結婚式」とは、少人数のゲストで行うウェディングスタイルのことを言います。
主に、家族、親類、そして親しい友人を招待します。アットホームな雰囲気を楽しめる挙式です。
実施している人の割合
少人数制結婚式は、一般的に「40人未満」のゲストで行う場合を指します。
結婚式を挙げる新郎新婦の中で、同規模のものを開催する割合は、およそ20%~40%となります(開催年によって変動あり)。
コロナ禍を経て、少人数ウエディングの需要が高まりましたが、単純に感染防止面のみならず、ゲスト一人ひとりと距離感が近く、あたたかなムードを演出しやすいという点からも、人気が高まっているようです。
少人数制結婚式の費用相場
一般的な規模と同様、少人数制結婚式も、招待するゲスト数によって相場が異なります。
ここでは、ゲスト数ごとに目安となる費用例をご紹介します。
「10名」規模
両家の親と兄弟姉妹のみの、一番小規模なスタイルです。
費用相場は「30~100万円」で、豪勢な披露宴よりも、親しみやすい食事会の雰囲気を好むカップルにおすすめです。
「20名」規模
10人招待の場合と同様、20人規模も基本は家族や親族が中心です。
また、食事会のスタイルのみならず、ウェディングケーキ入刀など華やかな演出を添えた披露宴にするカップルもいます。
費用相場は「50~130万円」となります。。
「30名」規模
家族や親戚に加え、仲の良い友人たちを招待できます。
テーブル装花を増やしたり、ムービーなどを取り入れたりと、結婚式の雰囲気もより披露宴に近くなります。
また、ゲストへのプチギフトを用意するカップルも多いです。
費用相場は、「60~150万円」となります。
「40名」規模
40名にもなると、一般的なウェディングプランを用いることができるケースがほとんどです。
通常通り、ご祝儀を受け取り、引き出物を贈ります。
また、人数が増える分だけ、スムーズな進行は難しくなるので、司会者を立てるようにしましょう。
費用相場は「70~180万円」となります。
上記は一般的な目安とされている金額ですが、挙式料、衣装、そして写真代などの挙式費用は、小人数であっても固定の金額です。
そのため、ゲスト数によって変動する費用は、飲食代が中心となります。
また、ご祝儀の有無によっても、実際に支払う金額は変わってくるでしょう。
このように、ゲスト数をひとつの目安にしつつも、その他の要素次第でも金額は変化することもきちんと把握しておきましょう。
少人数制結婚式のメリット
ゲストの数を絞って開催する少人数制の結婚式には、以下のようなメリットがあります。
- 費用をおさえられる
- 結婚式の準備が比較的ラクになる
- 格式張らないほっとした雰囲気を演出できる
- ゲスト一人ひとりと密なコミュニケーションが取れる
新郎新婦と近い関係性の人たちだけで祝う結婚式は、仲睦まじくあたたかなムードを演出してくれるでしょう。
少人数制結婚式のデメリット
一方でデメリットは以下のような点です。
- 招待しない人たちへのきちんとした報告が必要
- 少人数に対応した式場があまり多くない
ゲストだけでなく、「招待しない人」への配慮も求められます。
招待しない代わりに、結婚式の前後で、紹介の場や報告の機会を作りましょう。
それが負担と感じる人もいるかもしれません。
少人数制結婚式のおすすめ演出
少人数の結婚式であっても、演出を取り入れることも少なくありません。
そこでここでは、新郎新婦から人気のあった少人数の結婚式だからこそのおすすめ演出をご紹介します。
新郎新婦からゲストへの手紙
ゲスト一人ひとりとコミュニケーションが取りやすいので、ゲストそれぞれへの手紙を用意できます。
席札の裏に、ゲストへメッセージを書くことが、新郎新婦からのおもてなしとして定着していますが、少人数だからこそ、手紙のボリュームを増やしたり、メッセージウォールにしたりと工夫を凝らすこともできるでしょう。
ゲストが行う新郎新婦の他己紹介
少人数制の結婚式は、ゲスト参加型の演出も取り入れやすいです。
そのひとつに、新郎新婦のプロフィールやふたりとの思い出を、家族や友人たちが紹介する他己紹介があります。
ゲスト同士も仲良くなれるきっかけになり、披露宴全体が和気あいあいとした雰囲気を作れるはずです。
新郎新婦もゲストと同じテーブルに
通常の結婚式では決してできない演出も、実際に楽しまれています。
例えば、新郎新婦もゲストと同じテーブルにつき、披露宴を行うという演出があります。
一般の結婚式では、席次によっては、新郎新婦から離れた場所で披露宴に出席するという場合も決して少なくありません。
新郎新婦と同じテーブルで会話を弾ませる披露宴は、少人数ならではの魅力です。
さいごに
コロナ禍をきっかけに注目されるようになった少人数制結婚式は、費用面のメリットが大きいものの、雰囲気やゲストとの近さといった少人数ならではの魅力も選ばれる理由となっているようです。
ゲスト一人ひとりとの時間を大切にしたい新郎新婦は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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このコラムの監修者
アイネス ヴィラノッツェ宝ヶ池
「アイネス ヴィラノッツェ宝ヶ池」は、東証スタンダード上場企業(コード番号:3607)の株式会社クラウディアホールディングス・株式会社クラウディアコスチュームサービスが運営する結婚式場で、結婚に関連する様々なコラムを皆様にお届けしております。
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