結婚式の1.5次会の魅力とは?会費orご祝儀・会場・服装について
2023.3.1
「1.5次会」と呼ばれている結婚式のスタイルに注目が集まっています。
その理由のひとつに、フォーマルな雰囲気の一般的な結婚式に比べて、スタイルやアイデアを柔軟に取り入れられることが挙げられます。
そこでこのコラムでは、1.5次会の魅力や費用、会場の選び方など、1.5次会の関する情報をまとめてご紹介します。
1.5次会の魅力とは?
マタニティウェディングやファミリーウェディングなど、結婚式の形が多様化する昨今。1.5次会も同様に、カップルの願望を取り入れやすいとして誕生した結婚式のひとつのスタイルです。
1.5次会は、披露宴ほどきちんとし過ぎず、二次会ほどカジュアルになり過ぎないので、披露宴と二次会のちょうど間のような雰囲気を演出することができます。
例えば、披露宴と二次会をまとめて開催したいカップル、正式な挙式は海外で挙げるカップルなどにおすすめです。
また、披露宴のように決められた演出やプログラムはありません。
そのためふたりらしいおもてなしや工夫を柔軟に取り入れやすいというメリットもあります。
このように一般的な結婚式よりも自由度が高く、海外挙式などのカップルの都合にも合わせやすいことから、1.5次会は人気を集めています。
会費制?ご祝儀制?
1.5次会は、ご祝儀制と会費制のどちらを選ぶかによっても、おもてなしの仕方やかかる費用などが大きく変わってきます。
ふたりの結婚式のイメージや予算などを念頭に置きつつ、自分たちに最適な方法を決められると良いでしょう。
こちらではご祝儀制と会費制それぞれの特徴をご紹介します。
会費制の場合
新郎新婦が会費の金額を設定します。
相場は、5,000~10,000円ほどです。
またこの金額は、基本的に提供する食事を基準に設定されます。
つまり、食事のスタイルや内容を決められれば、自ずと適切な会費金額が把握できるということです。
会費制のメリット・デメリット
招待するゲストの人数から、会費の総額が事前に確認できます。
そのため、結婚式の予算計画が立てやすいです。
またその予算自体も、ご祝儀制よりも負担がかからない傾向があります。
一方で、会費金額に適した食事や演出を考える難しさというのもあるようです。
ご祝儀制の場合
一般的な結婚式と同様に、ゲスト1人当たり3万円を包みます。
比較的カジュアルなムードになる1.5次会ですが、ご祝儀制では引き出物を用意したり、ホテルや式場で開催したり、披露宴のスタイルに近い食事内容にしたりなど、細やかなおもてなしに費やせるため、フォーマルな雰囲気を演出できます。
年配者や職場の上司などを招待する場合にも適しています。
ご祝儀制のメリット・デメリット
ご祝儀制は、おもてなしに予算を当てられます。
そのため、演出やサービスがゲストにがっかりされるなどのリスクは生じにくいです。
一方で、ゲストからのご祝儀の金額が把握しづらいので、計画を立てるのに難しい部分もあるようです。
会場の選び方
1.5次会の会場は、一般的な結婚式以上に多くの選択肢から決めていくことができます。
その中でも、以下の場所が1.5次会の会場として人気を集めています。
- レストラン、カフェ
- 結婚式場
- ホテル
- ゲストハウス
それぞれの会場の特徴を紹介していきます。
新郎新婦のこだわりや思いを表現できるよう、参考にしてみてくださいね。
レストラン、カフェ
会費制の1.5次会と相性が良いです。
新郎新婦のアイデアを比較的柔軟に取り入れてくれるので、アイテムの持ち込みや装飾などふたりのこだわりを詰めこむことができるでしょう。
提供したい料理や雰囲気をもとに、自由度高く決められます。
ホテル
会場だけでフォーマルな雰囲気を演出できます。
また、スタッフのサービスやホスピタリティが行き届いていることから、ゲストが大人数の場合にも適しています。
結婚式場
ご祝儀制の1.5次会と相性が良いです。
結婚式のプロのスタッフに、準備や段取りなどをある程度任せられるというメリットもあります。
開催規模によって、柔軟に対応してもらえます。
ゲストハウス
貸切で過ごせる会場では、ゲストとの距離も近くなりやすく、親密な雰囲気を演出できます。
ガーデンやテラス、オーシャンビューなど、ロケーションも多様なため、魅力ある空間を作り上げられるでしょう。
食事のスタイル
1.5次会のお料理は主にコース料理とビュッフェの2種類があります。
計画している結婚式のゲスト構成や雰囲気、予算に合わせて食事も決めていきましょう。
コース料理
フォーマルは雰囲気を演出したい場合におすすめです。
また、年配者や職場の上司を中心に招待する際は、テーブルに着席して落ち着いて食事ができるコース料理が適しています。
ビュッフェ
会場のスタッフが、ゲストに料理をサーブする必要がないため、費用をおさえることができます。
また、好きな料理を自由に取りに行けるので、ゲスト同士の交流が生まれやすいです。
そのため和やかな雰囲気も演出できるでしょう。
新郎新婦の衣裳やゲストの服装事情
1.5次会での、新郎新婦やゲストの服装についてそれぞれご紹介します。
新郎新婦の衣装
一般的な披露宴と同様に、ウェディングドレスや和装を身に纏い、お色直しで他の衣装に着替えることもできます。
また、ドレスや和装1着だけの場合もあります。
予定している1.5次会の雰囲気に合わせ、自由に装いを決めることができます。
ゲストの服装
1.5次会は、雰囲気やプログラムもさまざまです。
招待するゲストが困ってしまわないように、招待状にドレスコードを記載しておくと親切です。
開催する1.5次会に合わせたものを提案できると良いでしょう。
さいごに
新郎新婦のこだわりや思いを形にしやすい1.5次会。とはいえ、招待するゲストへの配慮を忘れないことが大切だと言えます。
ぜひこのコラムを参考に、オリジナリティ溢れる1.5次会を作り上げ、ゲストとの楽しいひと時を過ごしてくださいね。
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このコラムの監修者
アイネス ヴィラノッツェ宝ヶ池
「アイネス ヴィラノッツェ宝ヶ池」は、東証スタンダード上場企業(コード番号:3607)の株式会社クラウディアホールディングス・株式会社クラウディアコスチュームサービスが運営する結婚式場で、結婚に関連する様々なコラムを皆様にお届けしております。
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