結婚式のゲストの決め方は？手順・ゲスト数・決める時期

2023.3.12

結婚式に招待するゲストを選ぶ作業は、新郎新婦にとって決して簡単ではありません。
来てほしいと思う親族や友人すべてを招待することが難しいので、その中から「招待しない人」を選定するのは、心苦しさも伴います。
そこでこのコラムでは、招待するゲストを決める方法をご紹介します。

結婚式のイメージを決める

ゲストを選ぶ場合に限らずですが、早い段階で決めておけると良いのが、「どのような結婚式にしたいか」を固めておくことです。
このイメージが曖昧なままだと、親族を中心にゲストを選定したのに、結婚式自体はカジュアルな雰囲気になってしまうなど、ゲストと式の雰囲気にズレが生じてしまう可能性があります。

反対に、結婚式のイメージさえ決めてしまえば、自ずとゲストの顔ぶれも想像がつくはずです。
また、結婚式の規模感も合わせて決められると、おおよその招待数も把握できるでしょう。

結婚式を挙げる会場を決める

この会場で挙げたい！という強い思いがある場合は、その会場の雰囲気や許容人数が、ゲスト選定の参考になるでしょう。
また、結婚式のイメージを合わせて考えると、ゲストを選びやすくなるはずです。

「招待したい人」を全てリストアップする

結婚式のイメージや会場など、具体的に決めかねている場合は、自分たちの結婚式に来てほしい人を全てリストアップしてみることもおすすめです。
お互いの「招待したい人」の顔ぶれを確かめ合うことは、作り上げたい結婚式のイメージ像にも繋がってくるでしょう。

また、ほとんどの場合、招待したい人をそのまま全員を招待できるわけではありません。
ただ、人数を調整する作業があるにしても、招待したいと思った人がどのくらいなのかをまず把握できると、その後の会場選定もしやすくなるはずです。

予算を基準に決める

式場スタッフとの打ち合わせでは、予算をもとにゲスト1人当たりにかかる金額を計算してくれます。
そのため、招待できるゲストの総数も把握できます。
結婚式にかけられるお金が限られている場合は、予算を基準にして招待人数を確定してから、実際に決めていくと作業に取り組みやすいでしょう。

それでも決まらない場合は？

上記の方法を試しても、どうしても悩んだり決めかねてしまう場合もあるでしょう。
そんな時は以下のポイントを参考にしてみてください。

新郎新婦それぞれのゲスト数の調整方法

ゲスト選定に行き詰ったら、新郎新婦それぞれのゲスト数のバランスを確かめてみましょう。
また、新郎のゲストが40名、新婦のゲストが60名とバランスにズレが生じてしまうこともあるでしょう。
その場合どこまでを誤差の範囲として受け入れるのかも決めておきましょう。

親族のゲスト数

親戚のゲストは、親戚付き合いがあったりするので、新郎新婦ふたりの付き合いや価値観だけでは判断が難しい場合があります。
また、新郎新婦それぞれの家族でも、親戚との付き合い方や親戚の数も異なるでしょう。
そのため、お互いの親族のゲスト数のバランスが異なった場合は、そのまま変えないのか、人数を調整するのかをきちんと話し合えると良いでしょう。
双方の親戚付き合いの温度感も伝えることで、ゲスト選定がよりスムーズになるはずです。

友人のゲスト数

友人のゲスト数の調整には、友人ひとり単位で決定できない難しさがあります。
例えば、いつも一緒に遊んでいた友人グループの中の1人だけを招待しないとしてしまうと、その後の友人関係にも影響が及んでしまう可能性があります。
そのため、友人のゲスト数の調整は、グループ単位で行います。よく遊ぶグループの内1人だけを招待しないという状況は避け、グループの皆を招待する、あるいはグループ全体を招待しないのどちらかの選択にするのが良いでしょう。