結婚式の中座は誰にする?エスコート役の候補とおすすめ演出
2023.5.1
結婚式でお色直しをする新郎新婦は、「中座」の演出を決める必要があります。
エスコート役を誰にするのか、自分たちが不在となる間どのような演出をするのかなど、実は計画することの多いのが中座です。
そこでこのコラムでは、中座の際のエスコート役の候補や、おすすめ演出をご紹介します。
中座とは
中座(ちゅうざ)とは、元来幅広いシーンで使われる用語で、その意味は、「席をはずすこと」です。
例えば、会議の途中でその場を離れる際にも用いられることがあります。
しかし実際には、結婚式のシーンを思い浮かべる人が多いのかもしれません。
結婚式の際に用いられる「中座」も、一般的な意味と同様、披露宴中の新郎新婦が会場から席をはずすという意味があります。
披露宴の最中に主役である新郎新婦が中座する主な目的は、お色直しをするためです。
複数のドレスやスーツを着る新郎新婦が多いため、中座するのが一般的となっています。
ただ、かつて中座のタイミングは新郎新婦が同時に行うものでしたが、近年では別々に中座することの方が主流となっています。
その際、新郎新婦をそれぞれエスコートしてくれる人を、ゲストから指名するのがお決まりの演出になっています。
中座の時間と回数
中座の回数は1回が主流です。
ただ、披露宴をどのような演出にするかは、新郎新婦によってもさまざまで、内容によっては、複数回行っても良いでしょう。
しかし、新郎新婦の中座のタイミングを別々にするとは言え、あまりにも長い時間、主役のふたりが不在となることは避けたいです。
中座の時間は、ドレスへのお色直しに15~20分、和装へのお色直しに30〜40分くらいに収めるのが目安です。
また、披露宴自体も長時間の開催ですので、お色直しをしない場合であっても、途中、お手洗いや小休止も兼ねて、中座を設けることが望ましいでしょう。
新郎と新婦の中座の違い
お色直しに時間がかかる新婦は、基本的に先に中座します。
ふたりの不在の時間をできるだけ短くするためでもあります。
そしてその後、少し時間をあけて、新郎が中座します。
また、新郎の中座はエスコートする人をつけないこともあります。
特に決まりはないので、披露宴の演出や内容に合わせてふたりの考えをまとめられると良いでしょう。
中座のエスコート役のアイデア
では、エスコートしてもらう人には、誰を選ぶのが良いのでしょうか?
実際、新郎新婦それぞれの家族との関わり方や人間関係によって、候補もさまざまになるはずです。
そこでここでは、多くの新郎新婦がお願いしてきたエスコート役の候補を複数紹介します。
母親
特に新婦は、バージンロードを父と歩き、披露宴の中座を母とする場合が多いです。
両親それぞれと思い出を作りたいという想いから、母親が選ばれているようです。
父親
母親と同様、父親が選ばれる場合も、今まで育ててくれた感謝の気持ちを伝えられる機会になるでしょう。
また、中には自分の父親ではなく、相手の父親に中座をお願いする場合もあるそうです。
これから家族として繋がりを深めるきっかけにもなるはずです。
兄弟・姉妹
兄弟や姉妹に中座のエスコートをお願いすると、母親や父親とはまた違う、和やかな雰囲気に会場が包まれます。
また、エスコート役は一人という決まりはありません。複数の兄弟・姉妹がいる場合、賑やかに囲まれながらの中座になり、ゲストも楽しんでくれるはずです。
祖父母
孫の成長した姿は、祖父母にとって自分の子どもとは違う感慨深さを感じるものです。
孫の晴れ舞台に、特別なひとときを用意してあげることは、何にも代えがたい思い出になるでしょう。
また、高齢の場合や足腰が悪い場合は、歩く距離やスピードを気遣ってあげることが大切です。
友人
中には、幼なじみや学生時代の部活の仲間などの友人をエスコート役に選ぶ人もいるようです。
ゲストの友人たちもその場を明るい雰囲気にしてくれるはずです。
中座の間のおすすめ演出
束の間の新郎新婦が不在となる中座には、こだわりの演出を組み合わせるのがおすすめです。
そこでここでは、中座の間に行う人気の演出をご紹介します。
ムービー上映
披露宴の定番でもあるムービー上映は、中座のタイミングにも適しています。
ゲスト同士、会話や食事を楽しみながら見ることができるのも、選ばれる理由となっています。
また、映像内にゲストとの写真を載せることで、会場内も大いに盛り上がるはずです。
新郎新婦からの計らいに、ゲストも喜んでくれるでしょう。
生演奏
プロの方の生演奏は、披露宴ならではの特別な雰囲気を演出してくれます。
新郎新婦の思い入れのある曲や、結婚式のテーマに合った曲などが特に人気があります。
シェフによる演出
披露宴のコース料理の調理を、実際にシェフが会場内で披露する演出も人気を集めています。
例えば、お肉料理やお魚料理の仕上げとなる「フランベ」や、シャーベットを作る「ソルベパフォーマンス」などがあります。
歓談だけでもOK
中座には、何か特別な演出を用意しなければならないわけではありません。
その後のお色直しの入場、ケーキ入刀、そして余興など、中座の後にはイベントがたくさん控えているでしょう。
だからこそ、会話や食事をゆっくり堪能する時間を中座に用意するのもおすすめです。
まとめ
新郎新婦のふたりが会場を不在にしている間も、披露宴は続きます。
お色直しを心待ちにしているゲストが、中座のあいだも楽しんでもらえるような過ごし方を、このコラムを参考に考えてみてくださいね。
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このコラムの監修者
アイネス ヴィラノッツェ宝ヶ池
「アイネス ヴィラノッツェ宝ヶ池」は、東証スタンダード上場企業(コード番号:3607)の株式会社クラウディアホールディングス・株式会社クラウディアコスチュームサービスが運営する結婚式場で、結婚に関連する様々なコラムを皆様にお届けしております。
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