結婚式の親族紹介|順番・流れ・例文集 | 京都・北山のガーデンウエディング 結婚式場ならアイネスヴィラノッツェ宝ヶ池【公式】

結婚式の親族紹介|順番・流れ・例文集

2023.6.14

結婚式の当日、両家の親族をお互いに紹介し合う親族紹介の時間があります。
ただ、親族紹介には、紹介する親族の順番や流れなどに決まりがあります。
どれもシンプルなものですが、結婚式の限られた時間では、スムーズに進行できることが望ましいです。

そこでこのコラムでは、親族紹介の基本的な知識や紹介する順番、親族紹介の流れについてご紹介します。

結婚式の親族紹介とは?

結婚式で行う親族紹介とは、お互いの親族を紹介することを言います。
結婚式は、両家の親族が一同に集まる貴重な場でもあります。
そのため、親族一人ひとりを紹介し合う時間を取る親族紹介は、両家の仲を深めるきっかけにもなります。
一般的に挙式の前や挙式と披露宴の間に、親族のみで行います。

親族紹介の順番と方法

親族紹介の順番は、「血縁の近い順」という決まりがあります。
つまり、1親等、2親等という順に紹介していきます。親等に関しては、以下を参考にしてください。

本人から見る親等の関係

  • 1親等:父親、母親、子ども
  • 2親等:祖父、祖母、兄弟姉妹、兄弟姉妹の配偶者(義姉、義兄、義妹、義弟)
  • 3親等:甥、姪、曽祖父、曾祖母、伯父、伯母、叔父、叔母
  • 4親等:いとこ(従兄、従姉、従弟、従妹)、大伯父、大伯母、大叔父、大叔母
  • 5親等:いとこの子ども、大おじおばの子ども
  • 6親等:はとこ(大おじおばの孫)

通常、新郎側から紹介を始めます。
例えば、新郎の父が自己紹介を終えたら、次に母、兄弟姉妹の紹介に移ります。
親等順に新郎側の親族紹介が終わると、新婦側の親族紹介が続きます。以下の順番が一般的なものです。
また、事前にこの順番を親族に共有しておけると良いでしょう。

紹介していく順番

新郎側
新郎父→新郎母→新郎兄弟姉妹・配偶者→新郎祖父母→新郎父方の親族→新郎母方の親族

新婦側
新婦父→新婦母→新婦兄弟姉妹・配偶者→新婦祖父母→新婦父方の親族→新婦母方の親族

親族紹介の流れ

親族紹介は、司会者や式場のスタッフが進行してくれることが一般的です。
そして両家の親族は、挨拶がしやすいように向かい合う形で並びます
以下のような流れで親族紹介を行います。

挨拶の流れ

  • (1)代表者による最初の挨拶
  • (2)新郎側の親族紹介
  • (3)新婦側の親族紹介
  • (4)代表者による結びの挨拶

挨拶の例文集

実際に、親族紹介でどんなことを言うべきか悩んでしまう人も多いでしょう。
ここでは「代表者形式」と「自己紹介形式」の主な2つのパターンをご紹介しますので、参考にしてみてください。

代表者形式
「これから〇〇家の親族を紹介させていただきます。
私は新郎の父の〇〇でございます。
本日は新郎新婦のためにお集まりいただき、誠にありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

では引き続き、〇〇家の紹介をさせていただきます。
隣におりますのが、新郎の母の〇〇でございます。
新郎の兄の〇〇です。
そして隣が、その妻の〇〇でございます。~~」

代表者として、父が親族を紹介している時、紹介された人は、立ち上がり一礼をするか、「どうぞよろしくお願いします」など、ひと言挨拶を添えても良いでしょう。

自己紹介形式
「これから〇〇家の親族を紹介させていただきます。
私は新郎の父の〇〇でございます。
本日は新郎新婦のためにお集まりいただき、誠にありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
では、引き続き自己紹介を進めさせていただきます。」

上記のように、代表者が促した後、順番に親族が挨拶を進めていきます。
そして全員の紹介が終わると、代表者が結びの挨拶で、親族紹介を締めくくります。

スムーズに親族紹介を行うために

代表者形式で親族紹介を行う場合、代表者は親族の名前だけでなく、続柄もきちんと把握しておきましょう。
また、自己紹介形式で行う場合は、自己紹介をしてほしい旨と紹介の順番を、親族にあらかじめ伝えておけると親切です。

欠席者がいる場合

親族紹介で挨拶をする予定だった人が欠席となってしまった場合、その人の挨拶の順番、あるいは親族紹介の最後のタイミングで、欠席である旨を伝えます。
欠席となってしまった理由も簡単に話せるとよいでしょう。
また、欠席となってしまったお詫びも、最後に添えましょう。

結婚式で親族紹介をしない場合

両家の親族が一同に介するタイミングであるため、ほとんどの場合親族紹介を行いますが、結婚式のプログラムによっては、親族紹介の時間を確保できないというケースもあるようです。
もし、行わないことになる場合は、あらかじめお互いの家族に伝えておくことが望ましいでしょう。
また、親族紹介の代わりに、披露宴中のタイミングを見計らって、お互いの親族の席次まで簡単に挨拶に行くなどしても良いでしょう。

さいごに

結婚式は、お互いの親族が一同に集まるなかなか珍しい機会です。
だからこそ、親族紹介の時間を使って親族共々、親交を深めるきっかけを作ってみてはいかがでしょうか。
ぜひこのコラムを参考にしてみてくださいね。

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