友人代表のスピーチをお願いするのはこんな人!頼むときのマナー&注意点
2023.10.20
結婚式の披露宴では、新郎新婦のウェディングムービーの上映やケーキ入刀などを始め、さまざまなプログラムが開催されます。
中でも友人代表スピーチは、多くのゲストが共感や感動する定番のシーンです。
しかし、いざ結婚式で友人スピーチをするとなると、スピーチを依頼する人を決めたり、依頼する相手に失礼がないような頼み方を心がけたりと、事前の準備と気配りが必要です。
そこでこのコラムでは、スピーチをしてもらう人を決めるときのポイントや、スピーチをお願いするときのマナー、注意事項など、結婚式を準備している新郎新婦が、把握しておくとよい「友人代表のスピーチ」に関することをまとめてご紹介します。
「友人代表のスピーチ」に適任な人の特徴
友人代表のスピーチには、一般的に新郎と新婦それぞれの友人を1~2名選びます。
ただ、数十人から数百人の規模になることが多い結婚式の披露宴会場で、ゲストみんなに注目されながらスピーチをする体験は、決して簡単なことではないはずです。
ゲストや依頼する新郎新婦が、スピーチに集中でき喜びある時間を過ごすためにも、友人代表のスピーチに適した友人を選べることが重要です。
そこでスピーチに適した人の以下の5つのポイントを参考にしてみてください。
新郎新婦のことをよく知っている人
友人代表のスピーチで話される代表的なエピソードは、新郎新婦との思い出です。
そのため、ふたりのことを良く知る幼なじみや、学生時代の友人などが適しているでしょう。
スピーチを聞くゲストの中には、幼かった頃の出来事や部活動で共に過ごした日々を思い出し、あたたかな気持ちになってくれる人もいるはずです。
ただ、今でも親しい友人関係が続いている人であることが大切です。
新郎と新婦の両方と関わりがある人
友人の中には、新郎と新婦の両方と友人関係である人がいるかもしれません。
そのような人にスピーチをお願いすると、新郎側と新婦側、両者のゲストからの関心を集めやすい内容になるでしょう。
以前自分にスピーチをお願いした人
かつて出席した結婚式で、友人代表としてスピーチをお願いしてくれた人に、今度は自分たちの結婚式でスピーチを依頼するというケースも多くあります。
また、結婚式の流れや空気感に慣れているという点からも、安心して依頼できる相手であるといえるでしょう。
話すのが得意な人
大人数が集まる披露宴の中、スピーチに登壇するため、人前で話すことになるべく抵抗のない人というのも重要な項目です。
極度に人見知りをしたり、人前で話すことに慣れていない友人を、仲のいい友人だからというだけでお願いするのは、あまり得策ではありません。
それに依頼された本人も、ストレスを感じ、せっかくの祝宴が辛い体験になってしまうことは避けたいです。
友人の中でも人前で話すことに慣れている人、得意な人が適任です。
常識のある人
結婚式には、友人だけでなく、自分たちより世代が上の親族や、会社の上司も出席します。
そのため、あらゆる立場のゲストがいることもきちんと配慮してくれる常識のある人がよいでしょう。
スピーチで盛り上がることも大切ですが、話すエピソードだけが楽しければよいのではなく、話し手の言葉の選び方や装いなども、披露宴の場に相応しいものであることが大切だといえます。
スピーチを頼むときのマナー
友人代表のスピーチは、披露宴のプログラムの中でも重要な項目であるため、日頃から付き合いのある友人にお願いする場合であっても、失礼のない頼み方ができることがふさわしいです。
実際に友人に依頼するときは、特に重要な以下のポイントを参考にしてみてください。
お願いするときのシチュエーション
新郎新婦ふたりにとって、記憶に残るひとときとなる結婚式。
そのシーンでのスピーチをお願いするならば、依頼したい友人に直接会って話せるのが理想です。
しかし、友人が遠方に住んでいる場合など、状況によっては難しいこともあるはずです。
その際は、電話や手紙で依頼するなど、相手にきちんと気持ちが伝わる工夫ができるとよいでしょう。
お願いする時期
話す内容を考えたり、読み上げる練習をしたりと、スピーチを担当する友人は、当日までに少なくない準備が必要です。
そのため、スピーチの依頼もできるだけ早めに伝えられると安心です。
ゲストに招待状を送る2~3カ月前を目安にお願いできると安心です。
伝えておく項目
スピーチの承諾を得られたら、友人がスピーチの内容を準備する前に伝えておくべきことがあります。
以下はその代表的な項目です。
- スピーチの目安となる長さ
- スピーチの時間帯
- 話してほしくないエピソード
これらの項目を伝えておくことで、スピーチを準備しやすくなるため、友人の負担を減らせることに繋がります。
スピーチの依頼を断られてしまったら
時間をかけてスピーチをお願いする人を決めて依頼したとしても、断られてしまうケースも中にはあるかもしれません。
そんなときは、相手の判断を尊重できることが望ましいです。
なぜならその断りもまた、ふたりの披露宴の成功を思い、検討してくれた上での判断であるはずです。
そのため、もし断られた場合も、気を落とす必要はありません。
ただ、結婚式の準備を滞りなく進めるためにも、断られるケースも考え、なるべく早めに依頼の連絡をしておけるとよいでしょう。
サプライズは避けるのが無難
ごくたまに、披露宴の最中に突然スピーチをサプライズでお願いされるというケースがあります。
ただ、話す内容を事前に準備したとしても、ほとんどの人が緊張してしまうのが、披露宴の場です。
ましてや当日にサプライズでお願いされたら、スムーズに話すことはおろか、戸惑ってしまうということも考えられます。
そのため自分たちの結婚式で話してほしい友人には、前もって伝えておけると相手にも親切です。
さいごに
友人代表のスピーチは、スピーチをお願いする友人の方に手間がかかる大役です。
お願いする際は、誠実な気持ちが伝わるようマナーに配慮できるとよいでしょう。
ぜひこのコラムを参考に、スピーチをお願いする人を決めてみてください。
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このコラムの監修者
アイネス ヴィラノッツェ宝ヶ池
「アイネス ヴィラノッツェ宝ヶ池」は、東証スタンダード上場企業(コード番号:3607)の株式会社クラウディアホールディングス・株式会社クラウディアコスチュームサービスが運営する結婚式場で、結婚に関連する様々なコラムを皆様にお届けしております。
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