手作りウェルカムボードで気をつけたい失敗例
2022.12.18
近年の結婚式では、新郎新婦が自らウェルカムボードを手作りするというケースが増えています。
装飾にオリジナリティを出せたり、結婚式に向けて新郎新婦ふたりで共同作業ができたりすることから人気が高まっているのだそうです。
他にも、結婚式の予算を減らせるといったメリットもあります。
ただ、手作りするカップルが増えている一方で、制作に失敗してしまうケースがあることもきちんと確認しておくと良いでしょう。
そこでこのコラムでは、具体的な失敗談と併せて、手作りの際に気をつけたいウェルカムボードの種類をご紹介します。
ウェルカムボードとは
ウェルカムボードは、結婚式に参列するゲストを迎えるための装飾アイテムの一つです。
結婚式場の入り口や、受付付近に設置され、結婚式の案内板となるような役割を果たします。
特に近年では、そのデザインの幅が広がったことで選択肢が広がる中で、オリジナリティが出せる手作りアイテムとしても浸透しています。
完成したウェルカムボードに満足できなかった
ウェルカムボードの手作りに挑戦する際、新郎新婦の多くは、友人の結婚式で飾られていたものや、SNSなどで見つけたものをデザインの参考にしています。
ですが、写真を元に制作を始めてみるものの、思っていた仕上がりとは程遠い完成度になってしまうことが、実は少なくありません。
そのため、新郎新婦の中には、手作りを途中で断念してしまい、完成品を購入する、もしくはある程度の完成度は妥協する、という失敗を経験した人たちもいるようです。
せっかく手作りに挑戦するなら、満足のいく完成度のウェルカムボードに仕上げたいですよね。
そのためにも、制作プロセスや、使用した材料などが動画やSNSなどできちんと紹介されているものを選べると良いでしょう。
作るデザインを決める前の確認事項
- 制作動画があるものを参考にすること
- 使う材料がきちんと紹介されていること
- 似たようなウェルカムボードが手作りされている例をSNSなどで確認すること
ウェルカムボードが破損してしまった
実は、せっかく一生懸命手作りしたウェルカムボードが、結婚式を迎える前に壊れてしまった、なんていうこともあります。
会場に来てくれたゲストを、まず最初に迎え入れる大切なアイテムであるのがウェルカムボードです。
もちろん綺麗な状態で飾りたいですよね。
そのためにも、破損しやすい材質の取り扱いなどには、注意する必要があります。
例えば、アクリル板の透明なプレートにスタイリッシュな文字があしらわれたウェルカムボードです。
透明なアクリル板は、小さな傷でも目立ちやすいです。
特にアクリル板に書いた文字が傷つかないように注意しましょう。
また、植物やチャームなどの飾りなども、文字がはがれる要因になりやすいです。
飾り付けの際は慎重な作業が求められます。
他にも、飾り付けのやりすぎや、長すぎる文字は、破損ではないものの、透明のアクリル板だからこその魅力をかき消してしまいます。
アクリル板の余白部分を意識した装飾と文字デザインで作る緩急のバランスが大切です。
保管方法をきちんとせずに劣化してしまった
手間暇かけてようやく完成したはいいものの、間違った保管方法によってウェルカムボードが劣化してしまったというケースも少なくありません。
特に、結婚式当日まで余裕を持って完成した場合に注意が必要です。
保管している間に、装飾のドライフラワーが湿気を吸って、ヨレヨレになってしまったり、いい加減な保管方法で埃をかぶってしまったり、あるいは日焼けをしてしまうこともあります。
また、接着があまくて、装飾が外れてしまうケースもあります。
このような失敗を防ぐためにも、完成したウェルカムボードを保管する際には、以下のことに気をつけましょう。
- 埃がつかないように、布やケースを使用する
- 湿度で劣化しやすいドライフラワーを使う場合は、湿気の少ない場所を選ぶ
- 日焼けしない場所を選ぶ
- 制作する際に、装飾品を念入りに接着する
また、劣化するリスクそのものを減らすために、できるだけ結婚式の日程に近づいてから制作を始めることも方法の一つです。
とはいえ、結婚式の準備にどれくらいの時間を要せるかということにも関わってくるので、ウェルカムボードの制作は、準備計画と一緒に考えることが望ましいでしょう。
プロに依頼して失敗のないウェルカムボード
出来るだけ失敗をなくせるよう、手作りのウェルカムボードの失敗例を複数紹介しました。
けれども、クオリティや結婚式の準備期間をふまえ、プロに依頼することも一つのやり方です。
むしろ、ウェルカムボードにはこだわりをとことん詰めこみたい!という場合も、手作りするよりも、プロに頼む方が適していると言えるでしょう。
華やかな植物が飾られていたり、夫婦のイニシャルがスタイリッシュに添えられていたりと、プロならではのセンスが光るウェルカムボードを形にしてくれるはずです。
制作にかけられる予算や時間と相談しながら、プロへの依頼を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
このコラムでは、ウェルカムボードを手作りした際に起こった失敗例を中心にご紹介しました。
結婚式の会場を、自ら手作りした装飾品で彩れるのは、既製品では得られない満足感があるはずです。
しかしながら、手間のかかる作業であることも事実です。
メリットとデメリットの両方を考慮に入れ、このコラムを手がかりに、ふたりにとって最善の選択を考えてみてくださいね。
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このコラムの監修者
アイネス ヴィラノッツェ宝ヶ池
「アイネス ヴィラノッツェ宝ヶ池」は、東証スタンダード上場企業(コード番号:3607)の株式会社クラウディアホールディングス・株式会社クラウディアコスチュームサービスが運営する結婚式場で、結婚に関連する様々なコラムを皆様にお届けしております。
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