結婚式のトレンドは”ラスティック” ナチュラルで大人な演出が人気
2023.11.21
海外の結婚式で注目を集めている「ラスティックウェディング」。結婚式というと、普段とは違う、華やかに着飾った装いをイメージしますが、このスタイルは素朴さが魅力となっています。
そこで今回は、このラスティックウェディングの特徴について、詳しくご紹介します。
ラスティックウェディングとは
そもそもこの「ラスティック」とはどのような意味かご存知でしょうか?
「rustic」と書き、訳すと「素朴な」や「飾り気のない」という意味になります。
つまり、本来多くの人が思い浮かべる結婚式とは真逆だということがわかるはずです。
しかし、結婚式のシチュエーションで取り入れられるラスティックという言葉は実際、「自然」や「エコ」の意味合いが強いです。
ラスティックな結婚式は例えば、草花が咲く高原やのどかな森の中、農場など、そのままの自然環境を活かした環境で行われることが多いです。
過度に手を加えることなく、自然と一体となるような結婚式は同時にエコなアイデアが多くあるのも魅力といえるでしょう。
ガーデンウェディングと何が違うの?
ラスティックウェディングと似たような結婚式のスタイルにガーデンウェディングがあります。
この2つの結婚式は、意味合いが明確に分けられているわけではありません。
ただ、一番の違いは、結婚式の装飾で判断することができます。
ガーデンウェディングは、会場であるガーデンを華やかに飾り付けるのに対し、ラスティックウェディングは、華美な飾り付けを行いません。
あくまでも、自然そのものの美しさを活かした結婚式がラスティックウェディングなのです。
つまり、四季折々の美しさが存在する日本では、結婚式を開催する季節が、結婚式の世界観やテーマを形作る要素になるということがいえるでしょう。
ラスティックウェディングにぴったりな装い
ラスティックな結婚式には、もちろんラスティックな装いが欠かせません。そ
こで、ラスティックウェディングの雰囲気と良く調和するドレスとヘアスタイル、そしてブーケのデザインをご紹介します。
ドレス
ラスティックウェディングは、自然を感じる空間で開催されるため、自然と調和するようなデザインや素材だと相性が良いでしょう。
華美ではないけれど、さりげない装飾があしらわれていたり、光沢をおさえた質感のある素材だったりと、装飾や生地の特徴を参考にすることができます。
また、ドレスのデザインは、胸下から切り替えのあるエンパイアドレスがおすすめです。
緑豊かな空間で纏うことで、絵画に描かれる古代ギリシャの物語に登場する女神のような幻想的な雰囲気を演出できるでしょう。
また、スレンダーなシルエットのドレスとも相性が良いです。細身なドレスだとモダンで上品に仕上がりますよ。
ヘアスタイル
ラスティックなドレスが選べたら、お次はヘアスタイルです。
こちらも同様、ナチュラルな雰囲気がふさわしいです。
例えば、ハーフアップやダウンスタイルなど、柔らかい印象になる髪型がよく合うでしょう。
髪に植物や花冠を飾り付ければ、素朴すぎることもありません。
ラスティックウェディングは、自然の中にある美しさに寄り添うことで、華美なデコレーションでは生み出せない魅力ある結婚式を作ることができるでしょう。
ブーケ
ブーケもナチュラルな雰囲気のものがおすすめです。
綺麗な球状にきっちりとまとまったブーケよりも、草花やハーブ、木の実なども加え、本当に森の中を歩いているかのような植物の組み合わせがラスティックな世界観によく合うでしょう。
テーブルコーディネートや小物も”ラスティック”に
会場内の小物でもラスティックに彩るのがおすすめです。
いわゆる一般的な結婚式会場と変わらないスタイルやレイアウトにしてしまうと、装いとアンバランスになってしまいます。
そこで、アイテムごとにおすすめなデザインをご紹介します。
ウェルカムスペース
ウェルカムスペースは、一番最初に招待客がやってくるエリアです。
そのためこの場所は、この結婚式のテーマである”ラスティック”がしっかり伝わるデザインにできると良いでしょう。
豪華すぎる装花よりも、木材や植物をナチュラルにあしらったデザインが適しています。
また植物を花器で飾る場合も、光沢感のあるものよりも、あえてヴィンテージ感のあるガラスのほうがさりげなさが演出できます。
ウェルカムボード
新郎新婦から招待客へ、一番最初のメッセージとなるのがウェルカムボードです。
一般的な結婚式では、華やかな装飾が施されることが多いですが、ラスティックウェディングでは木枠のシンプルなボードや、アンティーク調の額縁などがおすすめです。
また、ラスティックなウェルカムボードは、手作りでも演出しやすいです。
素材や装飾をひとつひとつ選んで作る、ひとつしかないウェルカムボードは、結婚式後も思い入れのあるアイテムになるでしょう。
さいごに
お金をかけることなく、季節や会場のそのままの雰囲気でグッとロマンチックになるのがラスティックウェディングです。
装いや演出のみならず、開催する季節や会場も併せて結婚式のイメージを膨らませることで、より素敵な”ラスティック”空間を作り上げることができるでしょう。
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このコラムの監修者
アイネス ヴィラノッツェ宝ヶ池
「アイネス ヴィラノッツェ宝ヶ池」は、東証スタンダード上場企業(コード番号:3607)の株式会社クラウディアホールディングス・株式会社クラウディアコスチュームサービスが運営する結婚式場で、結婚に関連する様々なコラムを皆様にお届けしております。
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