結婚式のウェルカムドリンクは用意する？相場・おすすめドリンク・出さない場合

2022.11.20

結婚式に招待されたことがある人は、挙式や披露宴が始まる前に案内されるウェルカムスペースで、飲み物を提供されたことはないでしょうか。
それがウェルカムドリンクにあたるものです。
結婚式を挙げる予定のある人は、準備を進める上でこのウェルカムドリンクの提供をするかどうか決める必要があります。
まだ検討中のカップルは、ぜひ参考にしてみてください。

ウェルカムドリンクとは

ウェルカムドリンクは、結婚式場に到着したゲストが待機するウェルカムスペースや控え室で提供されるアルコールやソフトドリンクです。
「本日はご出席いただきありがとうございます」という感謝の気持ちを伝えるためのサービスとなっています。

用意する飲み物は、基本的にアルコールとソフトドリンクの2種類です。
妊娠中のゲストやお子さん、そして車でのご来場の方も配慮し、アルコール以外の選択肢を用意しておけると親切です。

またアルコールに関しても、披露宴前ということを考慮し、アルコール度数の低めなお酒が適しています。
そしてウェルカムドリンクを提供するタイミングは、挙式前と挙式後の2パターンがあります。

披露宴が始まるまで時間を要してしまう場合が多いため、どちらかというと、挙式後にウェルカムドリンクを用意するカップルが多いそうです。
明確なルールはないので、結婚式の流れやふたりの意向と照らし合わせた上で、決めてみてくださいね。

ドリンクを提供する方法として、常駐するスタッフが用意するオーダー制と、ドリンクバータイプのセルフサービス制があります。
セルフサービスの場合は、飾り付けを工夫するなどして、おもてなしの思いが伝わるよう心がけてみてください。

ウェルカムドリンクの相場

ウェルカムドリンクの費用の相場は、ゲスト1人につき500円〜3500円ほどです。
提供するドリンクの内容や種類によって、料金にも幅があります。
平均的な金額は、1人につき1,000円ほどとなっています。
ですが、全ゲストの数で合算すると、決して安くはない費用になりますよね。
予算的にウェルカムドリンクは節約したいということもあるかと思います。
そういう場合は、シャンパンの代わりにスパークリングワインを提供したり、アルコールの種類を減らしてソフトドリンクを増やしたりなど、工夫してみるのはいかがでしょうか。

ウェルカムドリンクの案内を設置する

ウェルカムドリンクを用意していても、ドリンクが提供されていることにゲストが気づいていないということがないようにしましょう。
会場の作りによっては、ウェルカムスペースがわかりにくかったりなど、状況はさまざまです。

そのため、ゲストの受付エリアにウェルカムドリンクの案内が書かれたボードを設置するなど、工夫してあげると親切でしょう。
挙式や披露宴までのわずかな時間でも、喜んでもらえるおもてなしができるといいですね。

ウェルカムドリンクを出さないのは失礼？

結婚式でのウェルカムドリンクを用意しなかったという結婚式の事例もあります。
そのため、ウェルカムドリンクを出さないことは、必ずしも失礼にあたるというわけではありません。
実際に用意しなかった具体例をご紹介します。

ウェルカムドリンクを出す空き時間がなかったから

結婚式の進行スケジュールによっては、ゲストがウェルカムドリンクを楽しむ時間を確保できない場合もあります。
ブーケトスや集合写真などの演出を、披露宴前に計画しているカップルもいるのではないでしょうか。
なので、ウェルカムドリンクを出さないのは失礼･･･と、ナーバスになる必要はありません。
自分たちの結婚式のプランを優先して、ウェルカムドリンクを出すかどうかを決めていきましょう。