京都らしい結婚式の引き出物は何？ゲストが喜ぶおすすめ5選

2022.11.25

結婚式に参列してくれたゲストへ贈る引き出物。
とりわけ京都は、伝統工芸品や特産品など、ギフトとして喜ばれる物がもともと多くあります。
そんな京都だからこそ、結婚式にも京都らしい引き出物を贈ることで、ゲストからもとても喜ばれるそうです。

そこでこのコラムでは、引き出物の解説と共に、京都の結婚式でおすすめな引き出物を厳選してご紹介していきます。

結婚式の引き出物とは

そもそも「引き出物」とは、結婚式に参加してくれたゲストへのおもてなしや感謝の気持ちを伝えるための贈り物のことです。
引き出物の品数は、メインの引き出物（記念品）、焼き菓子、そして縁起物の三品が一般的と言われています。

ですが例えば、ふたりの出身地域が異なると、引き出物に関するしきたりが異なることもあるようです。
そのため、地域差がある引き出物に関しては、事前に話し合い、方向性を決めておけると安心です。

また引き出物の相場は、4,000円〜10,000円が一般的です。
相場の金額に幅がありますが、無理に高額な引き出物を用意する必要はありません。
参考として、披露宴のコース料理や飲食代の3分の1ほどだと言われています。
披露宴の飲食費用が決まれば、おのずと引き出物として適した価格も決まってくるはずです。

京都の結婚式で喜ばれる京都らしい引き出物

引き出物というと、新郎新婦の個性が表れたものから、日常的に使いやすい実用的なものまで、ふたりのアイデアや希望を柔軟に取り入れることが可能です。
その中でも、特にもらって嬉しい引き出物の特徴をご紹介します。

縁起が良いもの
日常的に使いやすく、実用性があるもの
高級感を感じられるもの

京都らしい引き出物も、上記のポイントをおさえて選ぶことで、ゲストにも喜んでもらえるはずです。

京都らしい引き出物のおすすめ5選

歴史や伝統を紡いできた京都ならではの引き出物を厳選してご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

①伝統工芸品

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染物の「京友禅（きょうゆうぜん）」や絹織物の「西陣織（にしじんおり）」を始め、京都には歴史ある伝統工芸品が多く存在しています。
そんな工芸品の中でも、特に人気を集めているのが「京扇子（きょうせんす）」です。

扇子は、「末広がり」を表すその形でわかるように、縁起物である品物です。
だからこそ、結婚式の引き出物としてもぴったりなんですよ。
また、この京扇子は、職人が手作業で膨大な工程を仕上げています。
繊細で美しい文様からは、京都らしさも充分に感じることができる品物と言えるでしょう。

②焼き物

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京都には「清水焼」や「京漆器（きょうしっき）」など、伝統的でありながら実用性も兼ね備えた美しい焼き物があります。
このような和食器に描かれた文様は、花鳥風月や願いが込められたもの、そして縁起が良いとされるものなどがあり、引き出物にもふさわしいものばかりなんです。

例えば、文様に込められた意味を、結婚式に参列したゲストへの感謝のメッセージとして、引き出物に添えるのはいかがでしょうか。
粋な計らいを込めた引き出物になるはずですよ。

③京都名産の宇治茶

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静岡茶、狭山茶と並び、日本三大茶と言われているのが、京都の「宇治茶（うじちゃ）」です。
京都の和菓子屋さんやおみやげ屋さんなどでも、宇治茶を使った焼き菓子やドリンクを目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

ですが、一般的にお茶を使ったものは、お祝いの贈り物としては避けた方が無難とされています。
ただ、このしきたりにも地域差があるようです。
”タブー”というわけではないので、引き出物に選んでも特段問題はないと言えるでしょう。
何より宇治茶は、伝統的な日本のブランド茶であり、京都を代表する名産品です。
ふたりのお祝いの贈り物として、上質なお茶が添えられていたら喜びもひとしおではないでしょうか。