結婚式のお車代の相場は?渡すタイミングや準備におけるポイント
2022.6.6
結婚式の際は、参列者にお車代やお礼を渡す場合があります。お車代とお礼の違いがわからい方は多いのではないでしょうか。それぞれの違いを把握したうえで、適切に準備することが大切です。また、お車代が少なすぎると失礼にあたり、多すぎると気をつかわせてしまうため、相場についても確認しておくことをおすすめします。ここでは、結婚式のお車代の相場や渡すタイミング、準備のポイントなどについて詳しく解説します。
お車代とは
お車代とは、遠方から参加してくれたゲストや親族、友人に対して渡すお礼のお金です。交通費や宿泊代として渡します。一方、お礼は司会や受付、スピーチ、余興といった結婚式や披露宴を行う手伝いをしてくれた人に対して、感謝の意味で渡します。
ただし、お車代を入れた封筒には「お礼」と書いたり、お礼を入れた封筒に「お車代」と書くこともあるなどケースバイケースです。
お車代の金額相場
お車代の金額相場は、渡す相手によって異なります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
乾杯の挨拶をお願いした人
乾杯の挨拶をお願いした人には、1万円以上渡すとよいでしょう。依頼した側の親が披露宴の歓談中に挨拶をかねて渡します。このとき、他のゲストの目に触れすぎないように配慮してください。
また、遠方から来られたのであれば、交通費の半額から全額を渡します。ただし、1万円以下は失礼にあたる可能性があるため、1万円以上を渡しましょう。特に何も依頼してはいないものの遠方から来られた方にも同じように1万円以上で交通費の半額から全額を渡します。
なお、親族であってもお車代を渡さないと失礼に当たる点に注意しましょう。
司会・受付をお願いした人
結婚式の司会は、結婚式が始まる前から打ち合わせや準備などを行うため、より大きな負担がかかります。そのため、他の役割を依頼する人よりも多めに渡すことがマナーです。相手に気をつかわせない程度の金額かギフトを渡します。
具体的な相場が存在しないうえに、後日に食事に招いてお礼の気持ちを伝えるなど、ケースバイケースであることに注意しましょう。一例としては、受付をお願いした人には3,000~5,000円、司会をお願いした人には2~3万円程度を渡します。
司会の人には披露宴開始前か修了後に両家のいずれかの親が渡しますが、受付の人には受付が始まる前にお願いした側の親が渡すことが一般的です。
スピーチ・余興などをお願いした人
スピーチや余興などをお願いした人には、3,000~5,000円か品物を渡します。結婚式の修了後か後日に新郎新婦が渡しましょう。
結婚式のお車代の金額を決める際のポイント
お車代の金額に厳密なルールはありませんが、次のポイントを押さえて決めることが大切です。
大体の相場から大きく外れないようにする
一般的に相場といわれる金額から大きく外れないようにしましょう。相場よりも少なすぎると失礼にあたり、相場よりも高すぎると相手を萎縮させてしまいます。
きりの良い金額にする
結婚式におけるお車代やお礼に限らず、感謝の気持ちを込めて贈るものはきりの良い金額にしましょう。1万円や2万円、3,000円、5,000円など100円以下は不要です。
ちなみにご祝儀は割り切れる偶数の額はマナー違反とされていますが、お車代に関しては問題ありません。
ゲストで大きな差をつけない
お車代の金額がゲストによって異なるのは失礼にあたります。ただし、交通費をもとに計算するため、ゲストによって多少の違いがあるのは仕方ありません。同じエリアから来られたゲストの中で金額に差をつけないようにしましょう。
具体的な費用は確認しない
交通費や宿泊費の半額から全額を出す場合、具体的な費用をゲストに確認しがちです。ゲストによって交通手段や宿泊先は異なるため、具体的な金額は聞かないようにしてください。宿泊先の大体の費用相場を自分たちで調べてお車代を選びましょう。
お車代を入れる封筒の選び方
お車代を入れる封筒は、1万円以上でのし付きのご祝儀袋に入れることがマナーです。結び切り、水引が10本のものを選びましょう。ただし、一般的には2万円以上から正式な祝儀袋を使用し、1万円台では印刷されたものを使うことが一般的です。
封筒には「御車代」と記入し、渡す側の家の名字、あるいは新郎新婦が渡す場合は新郎新婦の名字を記入します。
数千円程度を渡す場合は、ポチ袋に入れることが一般的です。のしや水引が印刷されたものからイラストつきのものまで特にルールなく選ぶことができます。
まとめ
結婚式のお車代の相場は、渡す人によって異なります。失礼がないように、大体の相場の範囲内で金額を決めましょう。また、渡すタイミングや渡す人、封筒の選び方、表書きなども確認しておくことが大切です。ゲストに失礼のないように、正しい知識をもとにお車代を渡しましょう。
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このコラムの監修者
アイネス ヴィラノッツェ大阪
「アイネス ヴィラノッツェ大阪」は、東証スタンダード上場企業(コード番号:3607)の株式会社クラウディアホールディングス・株式会社クラウディアコスチュームサービスが運営する結婚式場で、結婚に関連する様々なコラムを皆様にお届けしております。
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