結婚式の予算はどうやって決める？考え方や費用の目安を紹介 大阪・梅田の結婚式場 アイネス ヴィラノッツェ大阪【公式】

結婚式には「数百万円」の費用がかかるといわれています。
そのため、事前にしっかり予算を組んで、現実的に可能なレベルの結婚式を行いたいと考える方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、結婚式の予算の決め方や考え方、費用の目安などについて詳しく解説します。

結婚式にはどれぐらいの費用がかかる？

ゼクシィの「結婚トレンド調査2022」によると、結婚式・披露宴・ウェディングパーティーにかかった費用の平均額は「303.8万円」でした。

20代で結婚式を行うとして、平均貯蓄と照らし合わせて考えてみましょう。
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、2021年の20代の平均貯蓄は単身世帯が「179万円」、中央値は「20万円」でした。

2人以上世帯は平均値「212万円」、中央値「63万円」です。
平均値は一部の多額の貯蓄を持つ世帯に大きな影響を受けるため、保有額順に並べたときにちょうど真ん中に値する「中央値」が実態に近いでしょう。

中央値と結婚式の平均費用を比較すると、大きく不足しています。

親から援助を受ける人が多い

ゼクシィの「結婚トレンド調査2022」によると、親から結婚費用の援助を受けた人は「76.9％」でした。
約8割もの人が親から援助を受けていることがわかります。

また、首都圏では「33.5％の人が100～200万円未満」、「27.3％の人が200～300万円未満」の援助を受けています。
このように、多くの人が親から100～300万円程度の援助を受けて結婚式を行っているのが現状です。

結婚式の予算の決め方

結婚式の予算を決める際は、次のポイントを押さえましょう。

援助額を考慮する

前述したとおり、20代で結婚する場合は親から援助を受けなければ結婚式を行うことは難しい可能性があります。
小規模であれば援助なしでも行えるかもしれませんが、2人の希望どおりの結婚式は行えないかもしれません。

まずは、両親に援助してもらえるかどうかや金額を確認しましょう。
援助額を計算に入れて予算を組むことが大切です。

複数のプランを想定する

予算を決めてその中でプランを選ぶのではなく、まずは希望のプランを複数挙げることが大切です。
予算を先に決めると、さらに良いプランの存在に気づくことができません。
援助額を増やしてもらえないか交渉したり、副業で収入を一時的に増やしたりすることで実現できる可能性もあります。

例えば、優先順に「プランA：300万円」「プランB：250万円」「プランC：200万円」と先に挙げると、300万円のプランを実現するために、金策に走ることを検討できます。
先に予算を250万円と決めてしまうと、プランAの存在に気づくことができません。

現実的に実施できるプランを絞り込む

最も魅力的なプランが現実的に用意できる金額を大幅に超えている場合は、諦めるしかありません。
ただし、親から借金をしたりブライダルローンを組んだりすることで、実現できる可能性があります。
いずれにしても、現実的な視点でプランを絞り込み、その中から最も良いプランを選びましょう。

結婚式費用の目安

結婚式費用の目安を知っておくことで、各項目の予算を決めやすくなります。
費用の目安について、項目別に詳しくみていきましょう。

挙式費用

挙式費用は「15～40万円」と幅があります。
人前式は「10～15万円」、神前式は「10～20万円」と、大きな差はありません。
チャペルは「15～30万円」と比較的高くなっています。

食事費用

食事費用は1人あたり「20,000円」程度が目安です。
50人招待する場合は「100万円」はかかるでしょう。
料理の追加やランクアップなどをする場合は、さらに費用がかかります。

ギフト費用

ギフト費用の目安は、1人あたり「8,000～10,000円」程度です。
50人で「40～50万円」程度かかると見込むとよいでしょう。

ブーケ

ブーケは、1つあたり「4～5万円」が目安です。

会場装花

会場装花は「約15～25万円」が目安です。
花の数が多くなればなるほどに費用も高くなります。

新郎新婦の衣装

新郎の衣装は「約15～20万円」、新婦の衣装は「50～70万円」が目安です。
別でお色直しに「数万～10万円」程度の費用がかかる点にも注意しましょう。

当日の撮影

撮影費は「20～30万円」程度が目安です。
スタッフの人数が多くなればなるほどに費用が高くなります。

まとめ

一生で一度の結婚式には、なるべく多くの費用をかけたい方が多いのではないでしょうか。
結婚式の予算は、貯金額や援助額などから算出します。
ただし、先に予算を決めると、工夫次第で選べるプランの存在に気づくことができないため、まずは理想のプランをいくつか挙げることが大切です。
今回、解説した内容を参考に、最適な予算を設定しましょう。