サンドセレモニーとは?込められた意味や魅力・具体的な方法を解説
2023.2.4
結婚式に素敵な演出を取り入れたいと考える方は多いのではないでしょうか。
そのような場合に候補に入れたいのが「サンドセレモニー」です。ゲスト参加型のため、自分たちだけではなくゲストと一緒に楽しみたい方にもおすすめできます。
ここでは、サンドセレモニーの意味や魅力、具体的な方法などについて詳しく解説します。
サンドセレモニーとは
サンドセレモニーとは、さまざまな色の砂を1つの容器に流し込むことでオリジナルの作品を作る演出です。
例えば、白と水色の砂を交互に入れることで波を表現したり、7色の砂を順番に入れて虹色にしたりします。
ゲストと一緒に行うことで一体感が生まれ、結婚式がより良い思い出になるでしょう。
なお、完成した作品は結婚した証として自宅に保管したり飾ったりします。
サンドセレモニーの由来
サンドセレモニーは、色のついた砂を用いていたネイティブアメリカンの文化が由来といわれています。
実際にアメリカの結婚式で行われることが多く、それが日本にも渡りました。
サンドセレモニーの魅力
他にもさまざまな演出があるため、どれを行うべきか迷う方が多いのではないでしょうか。
そこで、サンドセレモニーの魅力について詳しく紹介します。
結婚式にぴったりな意味が込められている
砂は一度混ざると元通りにできないため、「結婚した2人がそれぞれ別の道を歩むことにはならない」、「1つの家族として暮らし続ける」といった意味が込められています。
ロマンチックなだけではなく、結婚生活に対する希望や覚悟などを表明する演出とも言えるでしょう。
ゲストと一体感が生まれる
新郎新婦だけではなくゲストも一緒にサンドセレモニーを楽しめるため、強い一体感が生まれます。
自宅に飾っている作品を見る度に、ゲストに祝ってもらったことを思い出せるでしょう。
インテリアになる
サンドセレモニーで作る作品のデザイン次第では、インテリア小物としても活躍します。
例えば、マリン系のインテリアの場合は、白と水色の砂を交互に入れた波をイメージした作品が合います。
トリコロールカラーでフランスをイメージさせるのもおしゃれですね。
サンドセレモニーの準備・方法
サンドセレモニーを行う際は、次の手順で進めましょう。
【1】説明の方法を決める
サンドセレモニーをゲストと一緒に行う場合は、ゲスト向けの説明文を用意しましょう。
説明文の構成例を紹介します。
- (1)サンドセレモニーに込められた意味
- (2)協力してほしい旨
- (3)好きな色(もしくは指定した色)を選び、容器の中に入れてほしい旨
例えば、次のように説明します。
「サンドセレモニーには、「2人が二度と別々の道を歩むことはない」との意味が込められています。
ぜひ、ゲストの皆様と一緒に世界で1つの作品を作り上げたいと考えておりますので、どうぞご協力をお願いいたします。
お好きな色の砂をこちらのフレームの中にスプーン1杯だけ入れてください。」
【2】砂を用意する
砂はゲストの人数に合わせて用意する必要があります。
1人につきスプーン1杯(約15g)の砂を入れる場合は、50人で750gになります。
それだけの重みに耐えられる容器・フレームを用意しましょう。
また、砂の色別の意味も理解しておくことが大切です。
(白)……清潔・純粋
(ピンク)……感謝・愛
(赤)……情熱
(オレンジ)……健康
(黄色)……明るい
(緑)……平和
(青)……信頼・冷静
色を指定する場合は、これらの意味を踏まえて組み合わせ方を考えましょう。
【3】フレームや小瓶を用意する
砂を入れる容器・フレームにルールはありません。
容器・フレームのいずれもインテリアとして使えるうえに、保管もしやすいでしょう。
また、砂を入れる小瓶とスプーンも用意する必要があります。
そのほか、砂の重さでフレームが壊れないか心配なときは、出口をふさぐ用に接着剤を用意しておくとよいかもしれません。
【4】適切な流れでサンドセレモニーを行う
サンドセレモニーを行うタイミングにルールはなく、挙式と披露宴のどちらで行っても問題ありません。
挙式の場合は、誓いの言葉の後に行うことが一般的ですが、指輪の交換後に行うのもよいでしょう。
披露宴では、お色直しの後の再入場のときにサンドセレモニーの砂や容器を持って入ると、ゲストの注目を集めることができます。
両家のみで行うのであれば、花嫁の手紙の前に行うと、その後の演出がより感動的なものとなります。
まとめ
サンドセレモニーは、ゲストと一緒に行うことで一体感が強くなるとともに、結婚式がより良い思い出に残りやすくなります。
色を指定せずにゲストと一緒に作り上げた1つの作品は世界で1つしかありません。
思い出に残るような演出を希望している方は、サンドセレモニーを候補にしてはいかがでしょうか。
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このコラムの監修者
アイネス ヴィラノッツェ大阪
「アイネス ヴィラノッツェ大阪」は、東証スタンダード上場企業(コード番号:3607)の株式会社クラウディアホールディングス・株式会社クラウディアコスチュームサービスが運営する結婚式場で、結婚に関連する様々なコラムを皆様にお届けしております。
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