トレーシングペーパーを自宅で印刷するときのポイントは？成功のコツを紹介 大阪・梅田の結婚式場 アイネス ヴィラノッツェ大阪【公式】

トレーシングペーパーを使えば、結婚式の招待状の封筒やサンキュータグ、お車代を渡す封筒の帯などをおしゃれに飾ることができます。
このとき、コストを抑えるために自分で印刷しようと思う方は多いのではないでしょうか。
しかし、自宅のプリンターではトレーシングペーパーにうまく絵柄が写らず、失敗してしまうことがあります。

そこで今回は、トレーシングペーパーを自宅で印刷するときのポイントから成功のコツまで詳しく解説します。

トレーシングペーパーとは

トレーシングペーパーとは、デッサンやイラストの下書きやトレースに使用される半透明の紙のことです。
下書きしたものを簡単にコピーできるため、結婚式関連のアイテムだけではなく、建築やデザイン、工芸など幅広い分野で扱われています。

トレーシングペーパーを使えば、手書きでは難しい複雑なイラストも結婚式関連のアイテムに施すことができます。

トレーシングペーパーのよくある失敗

自宅用プリンターは基本的にトレーシングペーパーに対応していますが、マニュアルでは正しい印刷方法が示されていないケースがほとんどです。
普通紙の設定で印刷すると、次のようなトラブルが起きる恐れがあります。

インクがにじむ

トレーシングペーパーは表面がつるつるしているため、インクの種類によっては紙に色が定着しません。
その結果、文字やデザインがにじんでしまいます。

紙にシワが入る

トレーシングペーパーはつるつるしているため、プリンターがうまく処理できずに紙がよれてしまいます。
その結果、ぐしゃぐしゃになったり深いシワが入ったりします。

紙詰まりが起きる

プリンターがトレーシングペーパーをうまく処理できないことで中に詰まってしまい、取り出せなくなります。
取り出せたとしても、紙がぐしゃぐしゃになって破棄することになるでしょう。

自宅のプリンターでトレーシングペーパーを印刷するときのコツ

プリンターを正しく設定し、トレーシングペーパーの印刷に適したインクを使用すると、インクのにじみや紙詰まりなどのトラブルを防ぐことができます。
自宅のプリンターでトレーシングペーパーを印刷するときのコツについて詳しくみていきましょう。

印刷用のトレーシングペーパーを使う

トレーシングペーパーを印刷するときは、厚くてしっかりとしたものを選びましょう。
トレーシングペーパーの薄さはさまざまで、薄いペラペラのものは印刷には向いていません。
そもそもデザインや文字のトレースを目的としているため、印刷を前提として作られていないものが多く流通しています。

100円ショップのものは品質が低いわけではないものの、薄いトレーシングペーパーがほとんどです。
文房具屋では、さまざまな厚みのトレーシングペーパーが販売されているため、一度チェックしてみてください。

薄いトレーシングペーパーを使用する場合は、普通紙を裏面に貼って厚くすると成功しやすくなります。
セロテープや剥がせるタイプののりで貼りましょう。

染料インクを使う

プリンターに使用するインクには、文字印刷に適した顔料インク、写真印刷に適した染料インクがあります。
トレーシングペーパーは、その名称から写真よりは文字向きの顔料インクが向いていると思いがちですが、実は染料インクの方が向いています。

顔料インクを使用している場合は、染料インクで印刷してみましょう。

手差し印刷する

トレーシングペーパーは、手差し印刷であればきれいに印刷できます。
プリンターの下部にある印刷紙を入れるところではなく、プリンターの上部についている差し込み口に紙を挿入しましょう。
なお、プリンターの紙の挿入口は機種によって異なる場合があるため、取扱説明書を確認してみてください。

どうしても成功しない場合は業者に依頼しよう

トレーシングペーパーの印刷がどうしても成功しない場合は、業者に依頼することをおすすめします。
特に、席次表や招待状などに使う場合は多数のトレーシングペーパーが必要なため、印刷ミスで時間をロスすると期日までに間に合わない恐れがあります。

トレーシングペーパーの印刷を想定していないプリンターが多いため、買い換えたところでうまくいくとも限りません。
プロに依頼すれば、このような心配もなく期日までに必要枚数のトレーシングペーパーを印刷してくれます。

まとめ

トレーシングペーパーを自宅で印刷する場合、インクの種類や厚みなどの問題により失敗することが多々あります。
期日ぎりぎりに作業を開始すると間に合わなくなる恐れがあるため、早めにトレーシングペーパーを正しく印刷できるかチェックすることが大切です。
また、厚み・インク・印刷方法の3つを正しく選択しても成功しない場合は、早めに業者に依頼しましょう。