婚姻届受理証明書とは？取得方法と主な3つの使い道 | 京都・北山のガーデンウエディング 結婚式場ならアイネスヴィラノッツェ宝ヶ池【公式】

発行までの時間もふまえ、役所に行く日程も決められると良いでしょう。
また、婚姻届受理証明書の発行には、以下のものが必要です。忘れずに持参しましょう。

• ●本人確認書類

（運転免許所、パスポート、マイナンバーカードなどの顔写真がついているもの）

• ●発行手数料

（通常の婚姻届受理証明書：350円、上質紙の婚姻届受理証明書：1400円）

婚姻届受理証明書の使い道

では、この婚姻届受理証明書は、実際にどのような場面に使うのでしょうか。
ここでは3つの具体例をご紹介します。

【1】住民票の名義変更

婚姻届を提出して日数が経っていないと、新しい戸籍がまだ作られていません。
その場合、住民票を発行すると、旧姓の戸籍が記載されたままになってしまいます。
新しい戸籍がまだ作られていないタイミングで、住民票を取得する必要がある時、婚姻届受理証明書を提出することで住民票の名義変更が可能です。
新しい姓が記載された住民票を発行してもらうことができるのです。

しかし、役所によっては対応していないケースもあるので、事前に役所に確認しておけると良いでしょう。

【2】会社への届け出

結婚を機に、ふたりのうちのどちらかが専業主婦（夫）になったり、働き方をパート勤務にしたりなど、「扶養家族」になる選択をする場合、会社への申請が必要です。

例えば、戸籍謄本が出来上がる前のタイミングで、会社へ届け出を提出しなければならない時、公文書として婚姻届受理証明書の提出が可能です。
また、会社によっては結婚することで家賃補助などの手当額が増えたりと、福利厚生の待遇が良くなることがあります。

その場合も、婚姻届受理証明書を結婚を公的に証明する書類として使用できます。
しかし、会社によっては婚姻届受理証明書を使用できないケースもあるので、あらかじめ会社に確認しておけると安心です。

【3】海外で結婚式を挙げる

海外の教会では、新郎新婦がキリスト教でなくても夫婦であることを証明できれば「記念の式」という形で式を挙げることができます。

この挙式のスタイルを「ブレッシングスタイル」といいます。
ブレッシングスタイルで挙式を行う場合に、婚姻届受理証明書を使って夫婦であることを証明します。

婚姻届受理証明書が使えない手続きもある

なにかと便利な婚姻届受理証明書ですが、以下の2つの手続きには使用できませんので注意しましょう。

• ●免許証の名義変更
• ●銀行口座の名義変更

免許証の名義変更

免許証の名義変更には「本籍記載の住民票」が必要です。
もし、名義変更のタイミングで、戸籍謄本に新しい姓がまだ記載されていなかったら、先述の通り、婚姻届受理証明書を使って「新しい名字が記載されている本籍記載の住民票」の取得を先に済ませましょう。

銀行口座の名義変更

銀行口座の名義変更には「戸籍謄本」あるいは「名義変更が済んだ免許証」が必要になります。

さいごに

婚姻届受理証明書とは主に、婚姻届を提出後、新しい戸籍が記載された住民票を取得できるまでの間に活用できる公文書です。

婚姻届を提出した夫婦すべてが必要になるわけではありませんが、婚姻届の提出と同じ時期に、戸籍謄本や住民票が必要になる予定があるかどうかをあらかじめ確認しておけると、その後の手続きがスムーズに進められるはずなので、ぜひこのコラムを参考にしてみてくださいね。

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